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ふぁでぃす・ばでんでぃん! ~バッドエンドからはじまるループもの~  作者: 作一生一
ミズコガエシ編

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 ()()()()()()

 

 あのおじさんは、盛大に転倒していた。

 

 それはもう。

 

 見ているこっちが尻を押さえたくなるほどに。

 

 だが今回、俺はその結果を――

 

【俺】

()()()()()()……!)

 

 ()()()()()()()()()()()()()

 

 これは大きい。

 

 非常に、大きい。

 

 ほとんど――()()()()()()()()()、と評しても過言ではないかもしれない。

 

 だってそうだろう。

 

 本来、人の身では正確無比な未来予想などおよそ叶わぬコトなのだ。

 

 これだけ文明が発達して、ケータイでネットやEメールが使えるようになった現代ですら、天気予報はしばしば外れる。地震なんかまったく予知できないし、純粋に人間の世界に限っても不確定なことばかりだ。これらを踏まえれば〝未来は未定〟というのは、誰もが認めざるを得ない事実だろう。

 

 だが俺は、

 

【俺】

()()()()()……!)

()()()()()()()()()()……!)

()()()()()()()()()()()()()……!)

 

 ……どうしてこんなことになったかはわからない。

 

 そもそも、理屈では説明できない可能性もある。

 

 ただ一つ、たしかなのは、

 

【俺】

(あの……人魚)

 俺は、()()()()()を押さえながら、デッキへと出た。

(あの人魚が、関係してるんだ……!)

 吹き抜ける潮風(しおかぜ)、広がる大海原(おおうなばら)、そして……そびえ立つ帯渡島(おびとじま)

(これは、()()()()()()()()()()()()()()……!)

 

 その何よりの証拠が、()()()()()()()()()()

 

 俺は、着ていたシャツをつまみ、みぞおちのあたりを朝日に照らした。 

 

 そこには、

 

【俺】

「………。………………。………………………。」

 

 紋様(もんよう)

 

 あの八尾姫(ヤオヒメ)神社の社紋(しゃもん)によく()()紋様が、クッキリと刻まれていた――。

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