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ふぁでぃす・ばでんでぃん! ~バッドエンドからはじまるループもの~  作者: 作一生一
ミズコガエシ編

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66/68

066

*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*

 7時52分

 帯渡島(おびとじま)

*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*

 

 正直に言えば。

 

 泣きそうだった。

 

 目頭(めがしら)がカーッと熱くなり、涙腺(るいせん)眉間(みけん)の奥でグズグズと音を立てている。

 

【???】

「ナ、ナタロー……?」

 

 わかっている。

 

 振り返らずとも、わかっている。

 

 そこにいるのが、誰なのかを。

 

 ……ミコトだ。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 ()()()()()()()()()()()()()()

 

 先ほどから必死にこらえている涙は、この再会に対する喜びに他ならない。

 

 できることなら叫びたかった。抱き締めたかった。

 

 だが、それでも俺は――

 

【俺】

「お、お前まさか……()()()か?」

 

 ()()()()()()()()()()()()

 

【俺】

「じゃ、じゃあお前……マコトなのか? ほんとのほんとに、マコトなのか⁉」

 

 ()()()()()()()()()()()()

 

【ミコト】

「オ、オマエ、まだボクのことを――っ」

 

 ()()()()()()()()()()()()

 

 ()()()()()()()()()()

 

 そのためなら、なんだってやる。

 

 ソレが、俺の出した答えであり、覚悟だった。

 

 だから、そう――

 

【俺】

「カァ~~~! まったく、胸にこんな()()()まで仕込みおってからに! お前っちゅーヤツは――」

 

 今こうしてミコトのおっぱいを揉みしだいているのだって、すべては計算()くでの行動だった。

 

 そこにためらいや後悔など一切ない。

 

 ……ましてや、よこしまな下心など。

 

【マコト】

「 死ねぇぇぇぇえええええええええっ! 」

 

 俺は甘んじてミコトの鉄拳制裁を受け入れた。

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