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ふぁでぃす・ばでんでぃん! ~バッドエンドからはじまるループもの~  作者: 作一生一
ミズコガエシ編

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23/29

023

*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*

 12時15分

 帯渡島(おびとじま)小中学校、プール

*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*

 

 水泳の授業は三・四時間目の通しで行われる。

 

 前半こそ教科書通りの水慣れや泳法の練習でやや退屈だったが、後半になるにつれゲームめいた遊びが増え、今はちょうど、小学生クラスが一試合を終え、プールから上がってきたとこだった。

 

【俺】【ミコト】【アツシ】【レイコ】【シズク】

「「「「「……っ!」」」」」

 

 入れ替わりでプールサイドへと立つ俺たち。

 

 俺を含め、ドイツもコイツも真剣そのもの。まさしく鬼気迫る表情(カオ)である。

 

 あれほど乗り気でなかったレイコとシズクでさえ「「絶対勝つ……!」」と気炎(きえん)を吐いていた。

 

 あまりにガチな雰囲気に、小学生たちはなんだなんだとザワついてる。

 

【俺】

(へへへ……! やっぱこうじゃなきゃなぁ……!)

(〝プール・ザ・デスマッチ〟はよぉ……!)

 

【サヤカ先生】

「はーい、じゃあみんな、位置についてー」

「よーい………………スタート!」

 

 次の瞬間、駆逐艦から発射された魚雷の如く、俺たちはいきおいよく水中へと飛び込んだ――!

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