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92幕目 スラム町の日常
スラム町の朝は早い、朝ごはんを食べて、隣町のスラム町に勢力を伸ばしたり、他のスラム町からの道を作ったりしている、その警察的ポジションは社だ、基本的に手出しはしないが、暴動が起きた際には鎮圧をするといったことをする、もちろん死者はでる。
雨宮「はぁ、また暴動…で、何人死んだ?」
太一「17人だね」
一「なんで暴動起きるのだねぇ」
町民A「建物がレンガだし、風呂入れてねーし」
雨宮「一くん、どうする?社の風呂、解放する?」
一「いいんじゃない?」
と、風呂を入っていいといってから、暴動は減っていった、さらに家の壁をコンクリートにした。
雨宮「これで収まってくれるとな」
一「ですね…」
と、一君は今まで死んでいった仲間たちがいる墓地に行った、私はこっそりついていった。
一「あはは、またきちゃった、ごめんね、お供え物は今日もないんだ、必ず、Yを潰してみせるよ…凌空…」
私はあの後のことを聞いたが、凌空は逃げ遅れた、それっきり消息不明だ、もちろん遺品もなかった、それを一は察して死んだと思っているらしい。




