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蒲田の家

 母方の実家は新蒲田の狭い一画にあり、1階は服直し屋さんで奥が家族の居住区、2階は外階段で繋がっており、よく人に貸し出していた。祖母は、2階を貸した家族はいい状態で出ていくんだよねぇ、とちょっと不思議そうに言っていた。

 借り手がいないとき、従兄弟家族が住んでいた時がある。霊感がある叔母いわく、そこにはいつも知らないおじさんがいると言っていた。いつも隅の方に座っていて、家族がいる時はいいけど1人のときはちょっと怖いと言っていた。しかし、1年ばかりして、大田区にマイホームを購入して従兄弟家族は出ていった。その後、何件か不動産を転がして今は悠々自適な老後を過ごしている。過去に貸し出した夫婦や家族も、昇進、栄転などで出て行ったという。

 知らないおじさんは福の神だったのかもしれない。


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