#26読書感想「夢をかなえるゾウ」(水野敬也)
本の題名:「夢をかなえるゾウ」
著者:水野敬也
出版社:飛鳥新社
ジャンル:コメディ、自己啓発本
#読書記録、26冊目
読むたびに印象が変わっていくのが面白いです。
この本は9回くらい人生で読んでいるのですが、はじめて子供の時に呼んだ時は「うさんくさい。こんなことで成功できるなら苦労しない」と思っていました。
でも、大人になってから久しぶりに読んだ時、この話の持つ明るさや、ガネーシャと主人公の関係の変化、物語としてのガネーシャの目のあたたかさ(後半部分で見せられるガネーシャの愛情深さというか、無条件の肯定みたいなもの)に心が震えました。
当時は成功法則よりも、物語やキャラクターに魅力を感じました。
また、今、大人になってからだいぶ経ってから読むと、「明るいコメディの裏側にある、成功のために必要だと説かれる物事は実は本当に大事なことなんじゃなかろうか」と思うようになりました。
成功法則の一つ一つは靴磨きや募金など、誰でもどこでも割とできそうな、いっけんささいなことですが、それを実践する理由が奥深いなと感じました。
また、応援される人にならないと成功はしないという話や、心で不足しているモノを埋め合わせるために成功したいと思っていると、成功できず苦しむことになる可能性についての話が興味深かったです。
スピリチュアルめいているように見えながらも、根底にある理論みたいなものは論理的に感じました。例えが豊富でコメディタッチなやりとりを主人公とガネーシャがしながら説明してくれることや、むずかしい言葉が少ないことから内容がスッと頭に入ってきます。
私も、誰かを喜ばせるような今よりもっともっとずっと素敵な小説を書けるようになりたいなぁ、と思いました。




