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進路へ向けた勉強がつ、辛すぎる。
そんな中息抜きと称し、書いてます!
色々と話が飛び飛びかも知れませんが、申し訳ございません。とりあえずスルーしていただき後ほど感想などでご意見ください。
皆さんはじめまして、私はイヅナ・ムラクモ。獣人族狐種と一応なってます。
えっと、獣人族とはそのほとんどが魔法の才能がなく、その代わりに身体能力は他の種族と比べてもトップクラスです。かくいう私も属性魔法の才能はないのです。しかし、私には生まれ持った『神通力』と後々に獲得した『獣使役』と『合成獣創造』、『口寄せ』『呼び寄せ』のスキルを持っていました。
私はこの大陸の極東にある小さな国(去年滅びました。)の獣人族の集落で産まれました。私の家系はとても歴史があるらしく、ずっとこの地を治めていて、一族はとても優れたステータスを持っているらしいです。今となっては関係ないんですけどね。それで、私も早い段階でステータスを確認しました。スキルがほとんどなかったのですが、ステータスが集落で最も強い父の10倍近くあったらしく、集落では『神童』なんて呼ばれてました。
そして、何も問題もなく育ったのですが、10歳の誕生日の翌日にそれは起こりました。誕生日の日は朝から体が火照っていました。でも、体調には何も問題がなかったため、いつも通りに過ごしました。誕生日パーティーも終わり、幸せな気分で眠りにつきました。その夜、私の身体は火照りから熱を出し始め尋常ではないほどの痛みが私を襲いました。その痛みで私は目を覚まし、また一層に痛みが強くなり、痛みで汗を大量に流し終わりの見えない痛みの渦が過ぎ去るのをじっと耐え続けました。そして、目を覚ましてから約2時間後に痛みは完全に消え、私は安堵と共に意識を手放しました。
そして、翌朝には身体の変化と自分の中の何かを感じていました。
身体の変化は尻尾が2本になっていることと身に覚えのないスキルを獲得していたことで、感じた何かはその時はまだわかりませんでした。両親にこの事を正直に言うと、この現象は[先祖返り]とのことです。・・・・・・それから両親は態度にこそ出しませんでしたが、私に恐れをいだいていました。
それから、スキルや体の使い方を独学で学びながら月日はさらに流れ、尻尾は5本になった時、あれが動き出しました。最初に感じた何かとは、『始原の人類』の獣人族狐種の最上位種九尾のパルーナ・レングスティンの魂であったのです。『始原の人類』とはすべての種族におり、その種族の始祖の事を指します。
〈これが、今の世か。あの頃よりは随分と変わったな。おい、宿主よ、礼を言うぞ。我が名はパルーナ・レングスティン。だが、早く力を身に着けてくれ。このままでは息苦しい。〉
「はぁ・・・。それはいいのですが、なぜ私なんですか?」
〈愚問だな。貴様の魂が私の魂と相性が一番良かったからだ。相性が低ければ取り戻せる力がかなり限られてしまう。しかし、貴様はほぼ私の魂と同じ波長だった。だから、我が野望のために貴様を選んだ。〉
「えっ、野望ってなんですか?」
〈クソ忌々しい奴らの子孫共を皆殺しにするのだ。奴らは私の力に怯え、罠にかけ私を殺した。だから、奴らの残っている全てを破壊し尽くしてやるのだ。〉
「へぇ。ですが、残念ですね。その野望は粉々にうい砕かれますよ。」
〈ほぅ。なかなか面白い事言うな。だが、我の力はすべての者が恐怖し呪いをかけた。それが『先祖返り』だ。その封印は今の時点で半分以上は取り戻せた。全てを取り戻せば我は覇者となる。何人もわれに屈服するだろう。〉
「それはそうですが、それは私が体を捧げるのが前提でしょう。悪いですが、譲りませんよ。貴女は私を取り込めない。」
〈吐かせ、小童が!たかが齢12の小娘なんぞに我が負けると言うのか!笑止!身の程を知れ!〉
「今まで、力が戻るまで何もしなかった貴女とは違うんですよ、貴女の存在を感じてから、それを取り込む事が出来るようにバレないように訓練してきました。それともう気づいているんじゃないですか?貴女は今思念体を動かせないでしょう。」
〈なっ、なにっ!?我に何をした!?〉
「言ったじゃないですか。貴女を取り込む下準備ですよ。そして、貴女の中に眠る潜在能力をそのままにね。」
〈何故だ!?ただの小娘がここまでのことが出来る!?〉
「貴女は言ったじゃないですか。私の魂は貴女の魂と相性がいい、波長がほぼ一緒だと。これを逆に言うと私自身も相応な何かしらを授かっている。そして、私はスキルが伴わない代わりに人智を超えるステータスを手に入れました。そう、貴女以上にね。それを余すことなく全てを注いで貴女のために使った。長かったですよ。あの日から今日まで辛かったんですよ。まぁ、それも今日までですけどね。じゃあお疲れ様でした。『神通力』発動。」
「我は願う。古より生きし魂を我がものとすることを。我は求む。全てを覆い尽くす大いなる力を。『魂喰らい《ソウルイーター》』」
〈く、くそ!覚えておけ、呪ってやる!呪ってやるぞ!〉
「そんなこと覚えられませんよ。貴女はもう二度と会いませんもの。」
そして、2度とパルーナはその口を開くことはありませんでした。
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あれから2年、私の国は近隣の帝国により滅ぼされましたが、私は全ての力を取り戻しており、容易く帝国の追手から逃げ切りました。えっ?両親はどうしたかって?知りませんよ、あんな人達なんて。死んだか、奴隷にでもなっているでしょ。
そんなことより、追手から逃げた私は出来るだけ遠くに逃げようとしてずっと西へ進み、ちょうど昨夜ティムール帝国の近隣にある『動物の森』の中にある名も無き巨木へたどり着き、ここを住処にすると決心しました。しかし、周りの動物、魔物や魔獣ですが敵意丸出しで私に向かってきたので、『呼び寄せ』で集め『獣使役』と『合成獣創造』で手懐け、私の加護とスキルで合成獣を底上げし、疲れ果てこれから眠りにつく私を守る護衛として配置しておいた。これくらいのステータスであれば、放たれる威圧感で大抵は逃げていくだろう。
太陽が上がり始め、朝を迎えた頃、人族の冒険者が私の住処付近まで来ていました。合成獣には迎撃するようには命令してないませんが、普通は実力差やその姿から逃げようとするものなんですが・・・。あぁ、分かりました。馬鹿なんですね。しかも、私を見つけたらしくここからでも分かるぐらい、舐めまわすように視線を向けてきています。まったく、人の安眠を邪魔するなんて羽虫ですか?目障りです。殺しましょう。
「命令よ。私以外の種族は排除しなさい。」
そのひと声により、合成獣は一斉に冒険者へ襲いかかり、2分後には元がなんだったのか分からない肉塊と血だまりができていました。
これで眠れる・・・。
そこから2時間後。
全身真っ黒の人族・・・いや、この匂いは人族ですが、気配や纏う雰囲気は人族ではないですね。それから珍しい事に2頭の龍人族を連れています。先程の命令で合成獣が3人組へ襲いかかりましたが、たった1人に数分後には一体残らず何かに潰されいとも容易く殺されていました。
しかも、あの人族のような人はどこにいるかはわからなくとも私の存在には気づいてますね。
仕方ありません。
「なんなんですか?せっかく人が寝ていたのに五月蝿くしないでもらえます?」
人族のような人は突然の私の声に驚き、周りを探しているが上にいるとは思わないのでしょうか。
「どこ見てるんですか?上ですよ、上。」
私の声の通りに上を見た人族のような人―――――よく見れば青年がこちらを見つけました。
「こんにちは。お兄さんたち。」
次回は本編(?)に戻ります!
では次回もこうご期待!




