2-3
本日2話目です。
気になる点や批評などあればお気軽にどうぞ。
素人ですが改善など出来るよう頑張りますです。
では、\(^o^)/ハジマリハジマリ。
~ラムド鍛治店
着いた。採掘場からラムド鍛治店までは行きと同じ時間かかった。ていうか、ここ、ギルドの裏にあるんだよな。往復で約1時間かぁ、手ぶらでこんなにかかってんのに運搬はもっとかかるだろう。だから、あんなに貯まるんだよ。
「すいません。誰かいますか?」
まぁ、あの糞ジジィがどうなろうと関係ない。さっさと終わらせてしまおう。
「いらっしゃいませ。ご用件はなんでしょうか、お客様。」
肌が褐色の赤髪腰まで伸ばしており、長身で胸がざんn・・・・・・スレンダーな女性が店の奥から出てきた。見た目では、体育会系やがさつ系っぽいんだが、敬語が様になっているし少しギャップがある。
「いや。客じゃないんだ。クエストで鉄鋼石を持ってきたんだ。どこに置けばいいんだ?」
「あぁ。客じゃないなら、いいか。お兄さんついてきて。」
「あぁ。」
一気に崩れたな。単に接客モードだっただけか。まぁ、こっちの方が印象にあってるから構わない。彼女の後についていく。
「私はリルムっていうんだ。お兄さんは?」
「俺はコウ。」
こっちに来てから、感覚が麻痺してんのかもしくは治ったのかはわからないけどかなり普通に会話ができるようになってきた。
「んじゃ、コウお兄さんって呼ぶね。着いたよ。ここに鉄鋼石を入れてもらえるかしら。」
案内されたのはかなり大きな工房兼倉庫のような大きな地下設備だった。
「コウお兄さんはやめてくれ。呼び捨てでいい。」
「驚いたな。地下にこんな設備があるなんて。」
「いや。コウお兄さんはコウお兄さんだから。そうね。地上に造るとこの大きさだし、他の宿やアイテム屋などが建てられなくなっちゃうからね。他のところもここほどではないけど、地下設備を使ってる。」
「もうそれでいいや。へぇ、最近きたばかりだから初めて知った。あっ、もうひとつ。重量はどうやって測ればいいんだ?」
「お兄さんは新顔だったんだね。えっと、簡単な方法だと『鑑定』で調べるのが一番かな。」
へぇ。『鑑定』もなかなか使えるんだな。
「わかった。じゃあ、離れてくれ。今取り出すから。」
「なにいってんの?コウお兄さんなにも持ってないじゃない。」
そうだよな。いきなり手ぶらな俺がそんな事言われても信じられないのも当然だ。まぁ、百聞は一見にしかずとはまさにこのこと。見せてやった方がはやい。
「まぁ、見てなって。」
詠唱破棄を使い、ノーモーションで鉄鋼石を指定された場所に取り出しを行う。瞬く間にその場所には鉄鋼石の山が鎮座している。リルムは驚いて固まっている、その間に鑑定し、納品証に記入しておく。リルムというとあれから数十秒で我に返り、物凄い勢いで詰め寄ってくる。
「コ、コウお兄さん!?いま、どこからこんなに多くの鉄鋼石を出したの!?」
予想通りの質問だ。だが素直に教えたら後々ややこしい事になりそうだな。
「近い近い!!これは企業秘密さ。」
「そうだよね。コウお兄さんは冒険者だもんね?でも、私ともう少し仲良くなったら教えてくれる?」
「そんな時が来ればな。」
この場はひいてくれたが、[仲良く]なったら教えて欲しいと言ってくるなんてな。その言葉の瞬間、顔から一瞬だけ表情が消えかかるがもう絡むこともないし、済まし顔でながしておく。
「じゃあ、コレにサインよろしく。」
「うん。・・・・・・これでよし。」
「じゃあな。俺はこれで。」
「コウお兄さん、また来てくださいね。今度、おやっさんたちがいるときにでもー!!」
俺は振り返らず、手を上げてラムド鍛治店を後にする。
「さて、薬草収集がてら、『動物の森』に行くか。」
・・・・・・・・・あいつらが気になるとかそんなんではない。ただ、行きたくなっただけだ。
次回は『動物の森』へいきます。なにかが起こるかも・・・・・・?
多分ですけどね(笑)。
では次回もこうご期待!




