潜入捜査
「でも今から合宿には入れないくない?」
「選手としては無理だが、アルバイトやボランティアがある」
「なるほど〜確かに、頭いい〜」
「じゃあ作戦を説明するよ」
(まず、双士郎と光さんはボランティアとして潜入、智剣と慈温は旅館の従業員としてアルバイト、俺は外から情報収集と指示を出す。)
「よし、これで行こう」
(みんなが自分の家に戻る。ちなみに祐自ら智剣の家に住んでる。慈温は光の家に双士郎と3人で住んでいる。)
「そういえば慈温、聞きたいことあったんだけど」
(祐自が声をかける)
「なに」
「蕾が開花したら双士郎や慈温みたいにアイテムが手に入んのか?」
「手に入るっていうか自分が大切にしてた物に力が宿る感じ」
「じゃあ俺もなんかあんのか」
「あぁ多分な なんか心当たりあるか」
「これかな」
(祐自は左手の薬指を見せた。)
(慈温声が出ないほど驚く)
「絶対それだな」
〜合宿前日〜
(旅館にて)
「明日は陸上の合宿があるから大変だよー」
「えーやっぱ合宿って忙しいすんね」
「まぁなんかわかんないことあったら2人とも聞いてね」
「はい、わかりました。」
〜合宿当日〜
(祐自が外の車から)
「聞こえるか、みんな」
(智剣、慈温の旅館チーム)
「おう」
(双士郎、光の陸上ボランティアチーム)
「あぁ、こっちは連絡用のレシーバーで誤魔化せてるけど旅館は大丈夫そ」
「あぁこっちも合宿だからってレシーバーあんだって。まじ助かったわ」
「よかった。これで無事に行けそうだな」
(多くの大学、高校の陸上部員が会場に入って来た。)
「はーい学校ごとのパネルがあるので列になって座ってくださーい」
(生徒が無事集まり座っている。
武用が前に来てマイクを持つ)
「あ、あ、みなさん、おはようございます。昔、一様プロで陸上やってました。今は陸上関連のグッズを主に作成、販売している会社の社長やってます。武用将器です。今日から3日間よろしくお願いします。」
「お願いしまーす。」
「みなさん、元気ですねー」
「今日はみなさんと合流を深めるために種目ごとに集まって練習しましょう。わからないことがあったら、我々合宿のコーチや先生、ボランティアの皆さんに聞いてください。」
「昼は会場で弁当、朝夜は旅館でご飯が提供されます。しっかり水分、栄養をとって3日間頑張っていきましょうー」
「わかりました。」
(生徒たちは種目ごとにわかれ、練習を始めた。最初は静かだったがだんだんと仲良くなっていく様子が伺えた。)
(双士郎、光たち)
「こっちは今から昼ごはんっぽい、なんか情報仕入れれそう。」
「まかせた」
「はい、こちらでーす。お水もどうぞ〜」
「ありがとうございます。」
「あれ、もしかして双くん?」
「え、大吾!陸上やってたの」
「うん、実はね。後ろ待ってるから後で会いにいくね」
「じゃあ」
(双士郎は昔家が隣だった3個下の大谷大吾と再会していた。その後も着々と弁当と水を配っていた。)
(その頃の光は)
「へーそうなんすね。俺は息子が応募してて、俺も一緒だったんですよ。」
「えーでも仲良いじゃないですか」
「まぁそれなりにですけどね」
(年が近いボランティアやコーチ、先生たちと会話が弾んでいた。一様、関係は親子としている。)
(無事、昼の仕事が終わり 午後練習が始まった。)
「今日はお疲れ様でした、やっぱりみんな上手ですね。でも、課題も見つかったので明日からビシバシ行きますよー」
(みんなが旅館に行く)
(ボランティアの全員が集められ感謝された。内容は簡単に言う今日ありがとうございました。明日もよろしくお願いします。だった)
「光、今がチャンスじゃない」
「そうだな、やっみるか」
(祐自から渡されたGPSと盗聴器が付いたパッチを将器にこっそり貼る)
「よし俺らの仕事は今日は終わりだ、旅館で休むか」
「うん、そうしよ」
(祐自から)
「2人ともナイス、早速情報が入った」
「えっ‼︎」
「夜ご飯の後、注目している生徒と個人面談があるっぽい。」
「そこで名前が上がった人が武用が注目してる可能性があるってことか」
「そうだな」
「5人の名前が上がってる。えーと
青山寛太、伊澤亮介、宇田隆、遠藤琥太郎、大谷大吾」
「えっ、大谷大吾って
「知り合いか?」
「俺の隣に住んでた子、3個下で昼間会った」
「じゃあ双士郎の友達が武用にめぇーつけられてるってことか」




