家族
「あの〜すみません。祐自さんいますか?」
(奥から来たのは妹の優さんだった。
祐自さんのお父さんは1年前に病気で倒れ入院していた。母と妹だけだと大変だからと言い会社を辞め、3人で頑張っていた。そして半年前にお父さんは戻ってきてたが一か月前にまた再発してしまった。)
「双士郎さん、兄なら上にいますよ。どうぞ」
「ありがとう」
(2人は階段を登り、光は店内を見ていた。)
「すみません、聞きたいことがあってきちゃいました。」
(祐自は少し驚きながらも部屋に入れた)
「どうしたの?」
「率直に聞きます。祐自さんは情報屋をやっていますか?」
「えっ、かまかけるんじゃ?」
(素直に聞く双士郎に慈温はついツッコんでしまう)
(祐自はドキッとして口を動かした)
「そうだよ。なんでわかったの?」
「それは俺も開花してるからですよ
祐自さんが操作の蕾を持ち、俺と怜夢の名前に反応した。そしてあなたが最後に依頼を受けた仕事の依頼主は俺だから」
「はは、そうかだから怜夢くんの情報が欲しかったのか」
(2人は困惑していた)
「俺が最後に受けた依頼は宮城怜夢の調査。なんか聞いたことある名前だな〜って思ってたんだけど、調べてたら双士郎くんたちと繋がった。
一様相手は一般人だしあんま情報が入らなかった。2人に何か危険が起きないように、2人の情報を隠してなるべく薄めて送った。」
「それにお得意さんを売るほど金に目が眩んでないからさ」
(慈温は何か理解した顔で)
「だから情報が少なく安く済んだのか」
「そういうこと」
「祐自さん、なんて素敵な」
「でもいつ蕾が開花したの?」
「それは、父が倒れた時、俺と優は2人だけだったんだけど、生死をさまよってるって言われて急いで向かおうとした。でも病院まで距離があった。その時うちの車に目が止まった。
もう考えてる時間なんてなかったから急いで走らせた。結局大丈夫だったんだけど、まぁ無免許で警察のお世話にはなりかけたけどね」
(2人は何故それで笑えてるいるのかわからなかった)
「そん時だよ。開花したのは」
「で、頼み事って」
「俺たちに協力して欲しいんです。」
(祐自は少し考えて)
「この力を活かせるのは嬉しいが、ごめんな人手が足りなくて協力できないんだ。」
「そうですよね。お父さんも大変ですし」
「だけど、依頼主がが双士郎くんの知り合いなら色々話せるよ」
「本当ですか⁉︎」
「あぁ、俺が見つけたのは怜夢くんは大学で蕾を研究していてそのインターンと偽りとある組織に所属していた。その名もBCEO(蕾犯罪撲滅組織)。これは表向きは名前の通りだが裏では政府と蕾の関係を探っている。」
「つまりそのBCEOは政府公認だけど裏では政府を怪しんでるってことですか?」
「あぁ、そういうことだ。」
「でもなんで怜夢はBCEOに?」
「ちゃんとした理由はわからないが彼は、素晴らしい研究と蕾の理解度、そして戦闘力があるからスカウトされたのではないかと思っている。」
「じゃあその組織に会えれば怜夢がどこにいるのかわかるのか?」
「いや、そうだとも言えない。理由は2つ。1つ目はBCEO(蕾犯罪撲滅組織)がどこにあるのかわからない。2つ目は真努路の最後の目撃情報(怜夢が映っている映像)で何らかの事件に巻き込まれているのかもしれないんだ。」
「どういうこと?」
「BCEO(蕾犯罪撲滅組織)は一部しか知らないような組織だ。だから情報はほとんどない」
「そうなのか、じゃあ事件に巻き込まれてるかもしれないってのは」
「導間人類って知ってるか」
(双士郎は思い出した)
「あ、表向きは社長だけど、あの裏では蕾の研究してるかもって人?」
「そう、よく知ってるね」
「ちょっとあってね。でも、その人がどうしたの」
「怜夢くんが最後に会った人
食事をしてその後連絡が途絶えた」
「ここからわかることは組織の任務で潜入か怜夢くんのことを利用するために何かあったのか」
「そうだったのか」
「ごめんね。ここまでしかできなくて」
「いえ、めっちゃ有益な情報でした。
ありがとうございました。」
(2人が階段を降りようとした時、優が階段を登っていた)
「優さんありがとうね」
「いえいえ」
「お兄ちゃん明日朝から予定が入ったから起きてね」
(祐自は驚く)
「あぁ、えっ?何かあんのか」
「内緒」




