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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

世界の修復作業は死にたい僕に託された

作者:きくずれ
飛び降りたはずだった。

誰にも知られず、静かに終わるはずだった命。
だけど、目を開けると、僕はまだ屋上に立っていた。
風の音。まばゆい朝日。手すりの冷たさ。――すべてが変わっていない。

戸惑う僕の肩に、ひとつの手が触れる。
振り向くと、そこには奇抜な服装をした少女が立っていた。どこか浮世離れした雰囲気を纏っていて、だけど目だけは妙に真っ直ぐだった。

「死ぬなら、手伝って。
 あなたの力が、この世界には必要だから」

彼女は、そんな信じがたいことをさらりと言って、微笑んだ。

彼女の話によれば、ここは“作られた世界”で、僕には“世界のバグ”を見つける力があるらしい。

……そんなもの、誰が信じるか。

だけど、それでも。
どうせ世界が壊れるのなら、少しぐらい直す役割を背負ってもいいかもしれない。

これは、死に場所を探していた僕が、“壊れかけた世界”と、“妙に強引な少女”に巻き込まれていく物語。
たとえ、生きる理由なんてなくても。
彼女が言うなら、少しだけ――付き合ってみても、いいかもしれない。

※カクヨムでも連載中です
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