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名無しの⬜︎⬜︎の異世界転移  作者: そこら辺の石
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異世界の食べ物

私がここに来てから2回目の朝、私は今、死の危機に面していた。

やはりここは死後の世界ではないらしい。と言うのも、私は今にも餓死しそうなのだ。元の世界で2日食べていなかったせいで、体内の栄養が枯渇状態なのだ。ここに来て2日、食べられそうなものを探してはいるが、キノコはいかにも毒ですと言わんばかりの色をしているし、ブドウっぽい果物は渋過ぎて食えたもんじゃない。そこら辺の草なんて論外だ。私は偏食である為、肉はあまり食べたくない。しかし手段を選んでいる暇はないのだ。途中、スライムらしき生物にはたくさん遭遇したが、あれは多分食べ物じゃない。どうすればいいか...そうこう考えているうちにすっかり夜になってしまった。夜になるとゴブリンっぽい生物やら狼やらなんか強そうな奴らが徘徊しだすので、あまり動きたくはない。仕方ない、明日まで体が耐えてくれることを願って今日は休むか。そうして岩の影に腰を下ろそうとした瞬間、何者かが私に飛びかかってきた。即座に受け流したが、あれは...兎?額に光る石がはまっていて尻尾は燃えているので、姿形が捉えやすかった。見た感じそんな強そうじゃないな。・・・これなら食えるのでは?よし。そうと決まればやるしかないな。私は2日前から少しずつ慣れてきた身体能力を駆使し、即座に兎を仕留めた。それから使えそうな枝を集めてウサギの尻尾の火で兎を焼いて食べた。動物を捌くのは初めてだったが、なかなかうまくできた。美味しくないが食べれないほどじゃないな。それよりも、この兎の血、飲むと疲労回復になるとは、素晴らしい発見をしたな。そうやって、昼は探検しがてら、休めるところを探して、夜はこの兎を狩って食うという生活を3日ほど繰り返した。

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