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30話 一方その頃

皆さん 忘れてると思いますが この世界ダンジョンっていうものがちゃんとあるんですよ。

主人公がまったりのんびりやってる一方で なんか勝手に 忙しくなって勝手に 忙しくしてる今の世の中、の回ですかね。



世界は、落ち着いているとは言い難かった。


各地に突如として現れるダンジョン。


内部には未知の資源と、それを守るように存在する危険な存在。


それを巡って、人は集まり、争い、そして消えていく。


「第七区域、再び侵入失敗!」


「負傷者多数、撤退を開始しています!」


怒号が飛び交う。


モニターには、荒れた映像が映し出されていた。


「資源回収率は?」


「……予定の三割にも届いていません」


舌打ちが響く。


「このままでは、他国に遅れを取るぞ」


「すでに北側は、新素材の独占を進めています」


「こちらも人員を増やせ!」


「これ以上は危険です!」


意見がぶつかる。


だが、止まらない。


止められない。


ダンジョンは、そこにある。


資源も、力も、全てがそこにある。


だから――人は向かう。


無理をしてでも。


奪われる前に。


奪うために。


その一方で。


「いやー、今日も終わったな」


静かな村で、そんな声が流れていた。


誰かが働き、


誰かが帰る。


ただ、それだけの時間。


世界は忙しく回り続けている。


だが――


その流れから、少し外れた場所で。


別の“流れ”が、確かに存在していた。

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