はじめてのデート③
フードコートを出た二人は電気屋へ行った。
二人が行った電気屋は某球団が勝った日はお得になるお店であった。
デートの前の日の試合は某球団が勝ったのでお得な日であった。
二人はゲームコーナーへ行くことにした。
最近は持ち運びが出来るゲーム機が非常に売れている。
その為、そのゲーム機の本体やゲームソフトが数多く陳列されていた。
ゲーム売り場に着いたとたん、愛は一目散にあるソフトの置いてある場所へ行った。
それは、某格闘ゲームであった。
愛はそのゲームソフトを見た途端、目の色を変えていた。
千夏は、
「そのゲーム好きなの?」
と聞いた。
愛は、
「大好き!」
とすぐに答えた。
続けざまに、
「またうちに遊び来た時に一緒にしない?」
と愛は千夏を誘った。
千夏は断る理由がないのですぐに首を縦に振った。
千夏が明久だった時はそのシリーズを全部持っていたため、この格闘ゲームは大の得意であった。
ゲームコーナーにあるソフトを一通り見たら、二人は本屋へと移動した。
本屋の中でも二人は漫画コーナーに行っていた。
二人ともラノベや漫画は大好きであった。
二人はそれぞれが好きな本を選び買い物をした。
二人ともお目当ての本が見つかり大満足であった。
そうこうしているうちに帰らないといけない時間になった。
千夏と愛はもう少しイオンの中を探索したかったものの、お目当てのものを買うことが出来て大満足だった。
二人は上機嫌でイオンモール大日の二階の出口を出た。
帰りもモノレールで帰るため、改札の前の券売機で切符を買おうとした際に千夏たちは声をかけられた。
「君たち、可愛いね。これからおじさんたちとお茶しない?」
そう言ってきたのは金髪のヤンキーたちであった。
千夏は中身が元サラリーマンの男であるものの、こういった人物は苦手であった。
どうすればいいかを考えていたところ、愛が
「ごめんなさい。今から帰らないといけないので。さようなら。」
と言った。
すると愛は千夏の手を強く引き改札の中へ連れて行った。
そのヤンキーたちは改札の中までは追ってこなかった。
千夏はヤンキーたちが怖かった為泣いてしまっていた。
そんな千夏を見て愛はそっとハンカチを差し出した。
「これで涙を拭いて。」
愛のさりげない気遣いに千夏はキュンとした。
モノレールに乗り南摂津駅に着くと二人は駐輪場に止めてあった自転車に乗り一緒に家まで帰るのであった。




