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宋飛  作者: たいてん
42/54

宋飛42

宋飛は後ろに下がって唐平の動きを見ていた。


槍を頭上で大きく回転させ、脇に抱えて構えたまま、仲間の先頭に立って真っ直ぐに突っ込んでくる。


宋飛軍の二十名は、横一列に並び待ち構えていた。


全員剣は鞘に収めたままである。


突如そこから王蓮だけが飛び出し唐平とぶつかった。


唐平は槍を目まぐるしく使い、王蓮を突破しようとしている。


王蓮は鞘に収めたままの剣で唐平の槍を受け切っていた。


その間に相手の一団が唐飛に追いつき、そのまま一列に並んだ兵に向かって突進していく。


一瞬の激しい交錯の後、わずか呼吸二つの間に、村の若者たちのほぼ全員が地に伏せ転がっていた。


宋飛軍の二十名はほとんどその場を動いておらず、息を乱してもいなかった。


唐平と王蓮だけがまだ激しくやり合っている。


いつの間にか、唐平が肩を上下させて息をついているが、王蓮は汗もかいていない。


何度目かの攻防の後、唐平の槍が王蓮に跳ね上げられ遠くに飛ばされた。


一瞬何が起きたか分からず、呆然とした唐平の顔がみるみる怒りで赤黒くなり、即座に素手で王蓮に組み付こうとする。


王蓮は迫り来る唐飛よりさらに体勢を低く構え、その下に滑り込み、相手の勢いを利用して唐平を大きく投げ飛ばした。


倒れ込んだ唐平が跳ね起きようとした時、眉間に抜き身の剣が突きつけられていた。

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