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宋飛  作者: たいてん
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宋飛11

宋飛は伝言を聞くと大きく息を吐いた。


「やってくれたな、あの野郎」


「すまないと思う。だが、俺はどうしても外に出なければならない。お前と揚州軍の間にどんな関係があるかは全く知らないが、協力者がいるということは本当にありがたい」


史令からの伝言によると、自分は何がなんでもこの武逹とかいう男を脱獄させなければならない。


「俺に選択肢はない。それに、いつまでもこんなところにいられない。どうせ俺も出るつもりだった」


「恩に着る。一度外に出てしまえば、追手が来ようと俺は足手まといにはならないと思う。」


それから少しの間二人で話し合った。


他の囚人に怪しまれる前に、武達は離れていった。


ふと宋飛は、この男が嫌いではない自分に気づいた。


なんとなく手を貸してもいいとも思った。


「とにかく林勝の手が必要だな」


決行は、雪に紛れて足跡が消える冬の間がいい。


時間はあまり残されていない。



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