ウンディーネを救出作戦→ウンディーネと共闘作戦 後編
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水色づくめの女の人がある洞窟内のある部屋で、周りの人たちに説明するように、苦しみや憎しみを込めて、しかし、これから起こることに希望を持ち微かに嬉しさを含み、話し始める
「妾達はこの、リュンズメルの泉で暫く...まあ、3000年程暮らしていての、それはもう素晴らしく快適な場所なのさ、ここは。......水は浄化しなくともそのまま使える、むしろする必要が無かった、しかしな、必要がなくなった浄化魔法は一応受け継がれてきたが祖先に比べると太陽と砂粒にたとえられるほどだ、祖先の浄化魔法は一回でこの広大な湖を瞬時に浄化できた、しかし今は冒険者などにも使え、その威力は服の細菌を落とす程度になってしまったのじゃ」
あの、長いです
できれば区切ってほしいです
ここで水色づくめの女の人はエリス、アッチー、ウィリアムと順に見て表情をうかがう
理解しているのを確認し、少し間を開け話を再開させる
「さて、綺麗な水を手にした妾達だが、妾達は基本的には水があれば生きていける、それも綺麗な水になるほど長生きになる、当然長生きになれば新たな者が生まれ、やがてこの島の人口密度が高くなる、必然的に子孫を残すということは次第に必要のないものとなっていく......そんなことがあり初代女王は現在女王でもある、妾は女王となり3000年程民を見てきたが最初の100年は死者がよくでた、あやつらは戦闘凶でな、人間どもの戦に首を突っ込み手柄をあげ、そして死んでいった、そやつらと共に魔法の技術も失われたのだよ。......人間達の戦いに首を突っ込んだやから達は滅ぼした相手国の残党から酷く恨まれた、残党達は妾達、非戦闘員のいるこの島を攻めてきたのさ。もちろん戦える奴もしまにはいたがせいぜい10人程度だ、さあそんなことが起き島民はどうなったとおもう?」
水色づくめの女王さんは三人に問いかけたが返事が帰ってこないのを確認し更に続ける
ゾッとするような、とてつもない怖さを込め、相手を視線で刺し殺すように、しかし何か大切な者を失ったように悲しげに声を落とし
「......ほとんどの民が......殺された。」と言った
俺は女王の目に含まれる計り知れない程の怒りを、悲しみを、そして絶望を直接ぶつけられたように錯覚し身震いする
そして、相変わらず話がなかなか途切れないのに腹がたつ
「そのあとも何代にも渡り人間達は攻めてきたのだが先日までは難なく追い払ってこれた、過去の過ちを認めず、戦う道を選んだのだ。攻撃魔法を覚え剣技をも取得した。先日までは難なく追い払ってきた。しかし......先日前に人間側にある怪物が現れた、全ての魔法を操り、剣技も最強、そして奇怪な鋼鉄の杖を使い妾達は殺される、一瞬で水は汚され、綺麗な水が命であり、武器でもあり、また食料でもある妾達に、抵抗する手段は少ししか残されていなかった。その少しに気づかなくては、おそらく全滅していたであろう。その対抗手段がこれな訳だ」
そういい渡してきたのは井戸から汲み取ってきた地下水だった
「その地下水は見つからず汚染されなかったのだ」
と、いかにも大切そうに水を飲む
「これが、ウンディーネの全てだ、別に恨んでいるのはローブ達であり君達を殺すようなまねはしないさ。
むしろ、歓迎だよリュースリーと仲良くなってくれて、挙げ句には助けに来てくれたのだからな、これで歓迎しないわけがない」
明るく眩しい笑顔で女王さんが言った
「それと妾の名前はユーミュル、だ。リュースリーの友達なら気軽にユーちゃんって呼んでもいいのじゃぞ
......あ、妾は百合だぞ、アッチー少年、そんな見られても付き合わんぞ、ちなみに只今リュースリーを狙っている」
「ええええええ!?え?わたし!?」
リュースリーがめちゃくちゃおどろいてんじゃん、今座った状態から1mほど飛び上がってたぞ!?
それと、この女王濃すぎだろっ!まさかそっちとは...女王で百合で一人称が妾、かよ、うん、今まで出会った中でも、ダントツに変な奴だ!...最初の方は真面目で普通そうな、威厳のある女王様だと思ったが、人は見かけによらないな......
「それとおぬしたち、腹が減っておるであろう隣の部屋に食事を用意しておいた、食事が終わり次第次にうつるので終わったらここに戻ること、......では、妾はリュースリーの身体を念入りに調べて待つとしよう、......これは女王の命令だ!リュースリー!妾の部屋へ来るように!さからったら......わかるな、お尻ナデナデ、モミモミの刑だ!」
あ~、この人誰かに似てると思ったらあの変態ロリコンオッサン(国王)にそっこりだ!とくに権力を私欲に使うところが!
それと食事かぁ、いいねぇ暫く食べてないからなぁ、どんなのだろうな......
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結果、料理はとても美味だった
魚の料理、スープ類、パン、肉、ワインなど種類があり、とても豪華なのだ
その一品一品がそれぞれ旨い!
いいねぇ、ホント旨いよ、毎日食べたい!
そういえば、ウンディーネって食事は水だけなのに、なんでこんなに料理が上手いんだろ?
アッチーが腹を痛そうにしていたが、おそらく食べ過ぎだろう
めっちゃ食べてたし
それか、さっきの傷かな?あまりに大きい傷は完全にはなおらないからな
食べ過ぎであることを願おう
今は食事は終わり、再び集まっている
リュースリーの顔がとても疲れて見える、おそらくユーミュルにいろいろとされたのであろう
深くは考えないようにしよう
平然とした顔でユーミュルは話の続きを始める
「では、妾の気分も上がったところで本題に入るとしよう」
リュースリーがぶるりと身震いし焦点の定まらない目でユーミュルを見る
うわぁ~、どんなことしたんだ?
その目線を無視し、「さて」と言い話を始める
「妾達の戦闘力は今どれ程だと思う?」と俺らにいきなり問いかけてきた
え?...なにいってんだ?......ウンディーネって強いだろ?
だってさ結構RPGとかでも最強じゃん
何でそんなこと、を......!?...あっ!そうか!...魔法の技術は失われ、水をほとんど取られた今、か。
「人間くらい?」と返す
「いや、それ以下、ゴブリン程度だ......まあ、水がたっぷりあればドラゴン並みに戦えるがな、ちなみに今ある水を一人に注げば......まあドラゴンの半分程度だが戦える、それと、あの死体達は妾が一人で殺った......フフッ...なんて脆いやつなんだ...ワンサイドゲームだったな...フフフ.........。」
怖いいぃいいぃいぃいいいいぃいぃいぃぃいっ!
なにそれ!めっちゃ強えぇじゃねえかあ!声のボリューム下げて笑わないで!ホント怖い!チビる!ガクブルジョーだよ!
少しパンツを濡らしてしまったがなんとか『ジョー』まではいかなかった、せめて『チョロ』だ
そもそもあの死体の数々、マジでグロかった...やなこと思い出したぜ
そういえばここにはトイレは無いのかな?少し拭きたいのだが......
急にユーミュルは声を落として
「まあ、あの男が出てくるまでだが......」
と悔しそうに言った
俺には、『殺したりない』と言ってるように聞こえた、......おお怖い...
その前にユーミュルでも倒せない相手なのか、相当だな
でも、俺らは、勇者二人、ドラゴン一人だぜ!負ける気がしねぇ!
では、どうするか?と言おうとしたとき、どこかで爆発音ががした
続いて、大きな揺れがくる
天井がパラパラと石を落として、洞窟の壁にヒビが入り、今にも崩れそうだ
「皆を、地下聖堂へ!ソコなら崩れない!......早くっ!リュースリーは井戸の確認!そこのジジイっ!突っ立ってねえで早く民を聖堂に導け!戦える者は侵入者を撃退!」
ユーミュルがさっきのいろんな表情を消し、変わりに恐怖の表情を出した、しかし女王の威厳は忘れずに的確に指示を出す
アッチーも侵入者を撃退しに行こうとしたがふらふらと身体がぐらつき、やがて倒れた
「アッチーッッッツ!?」
「こんのバカっ!妾はあれほど無茶するなといったのに!倒れおって!エリスとウィリアムの二人を腹に穴開けたままここまで運んで来るからだ!いくら魔法で強化したとしても限度はあるんだじゃぞ!」
「...いや、あのとき、は、おれし、か、いなかった、グゥァッ!イテェ!?、ナニしやがる!」
「止血じゃ!ちー坊は寝ておれ!...おい!こやつをベットへ!」
よく見るとアッチーの腹には赤黒い血が滲んでいた
「おい!ウィル坊!おぬしも腕が無いだろう!休んでおれ!」
「我は心配無用、ドラゴンの姿になり戦うので支障はない。それとウィル坊はやめてくれ」
「そんなことをいうな!トリャア!ほら!気絶した!こやつもベットへ!」
さすがウンディーネです
ユーミュルはウィリアムの腹にパンチを打ち込み気絶するのを確認し、二人の安全をかくほする
そして身体強化をし、迎撃の準備が整い「エー嬢は戦えるな!」と聞いてきたので「まぁ」と答える
そして、二人で爆発音の方へ走ってゆく
途中で怪我人がいたのでそいつらも回復させる
暫く洞窟を進むこと2分、目の前に光が見えてきた
ソコに飛び込むと、見えたのは空、そして明らかに人為的に壊されたであろう天井の破片だった
暫くほうけて、それが地面がえぐれ、洞窟が崩れたと理解する
ここから地上まで5メートル程なので削ろうと思えば、魔法のあるこの世界では簡単に削れる
それだけなら、それだけならよかった、魔法を使われることなら理解できた
ただ、爆発の中心に降り立った人物が俺のある記憶と照合する
ソイツはゲームに存在し、現実では圧倒的な力を誇る、そして、遥かかなたから敵を殺し、それでいて近接は鍛え上げた技能と筋肉を使い、瞬時に間合いを詰め刺し殺す、時には死に、時には殺す、殺しあいを仕事とし戦場で生きている者、日本にはいないがたの国に沢山いる、日本にいないとは限らないが
そこではその者がウンディーネ達を撃ち殺していた
圧倒的な力だった
現実では聞いたことのない銃声がタタタタタタッと響きウンディーネ達は殺されていく
「なんだ!?あれは!妾は今まで見たことがない!魔法なのか!?」
「いや、俺は初めて実物を見たがあれは私たちの世界の武器だ!」
叫んでから、つい私たちの世界、と言ってしまったことにきずき気まずくなる
「おぬしたちは異世界人...なのか?」
さも不思議そうに聞いてきたのでしかたなく「まぁ...」と答える
「そうか、それゆえの強さと言うわけか」
「まあな、戻りたいとは思わないがな......それより今はあれを倒すことに集中しよう!」
その時、その者の持つ銃の銃口がこちらにむけられたので撃たれる前に俺は叫ぶ
「お前は!地球のどこ出身だぁ!私は日本のA県だぁ!」
すると、銃口は下がり
「ほう、初めてだ、地球の人に出会ったのはな、死ぬ前に名前くらいは教えてやるよ、ついでに出身国もな」
そして一息おいて
「私は、生まれはアメリカだが死んだのは日本だ、詳しく言うと20まではアメリカで銃を使ういろんな仕事についていた、が、日本に逃げ込んだヤツを殺すよう上に言われてな、それで日本に行き任務を遂行した、しかしトラブルがあり殺されたというわけさ」
んで、ここにきたと付け加えた
「あと俺の名前は忘れたよ、長い間ここにいるもんでな、30年くらいか......じゃあ、死ね」
「えええええええええええぇえぇえぇえぇぇええええっっっつっつ!」
なにぃ!?
タタタタタタタタタタッ!
うおおっ!アブねえ!少し回避が遅れたら死んでたっ!やっべぇ!こぇえええ!
カチンッ!
「ちっ!......弾が.........」
え?弾切れ?今じゃね、突撃すんの
いよしっ!
「やぁああああああぁあああぁあぁぁあ!」
俺は剣を鞘から抜きながら叫んで走った
あと...5メートル!
あと......2メートル!
ここだぁ!
俺は剣を左斜め上からおもいっきり切りつけた、この剣は刃を潰した物じゃなくガイラ達に買って貰った物である
パアーンッ!
パンパンパンッ!
え?
何が起きたのが解らず身体のあちこちに銃弾をくらい倒れていた
身体はあちこちに火が付いたように熱く、痛い、とてもすぐには動けないだろう
「あのな、もう少し考えようぜ、腰の拳銃見えてたろ」
あきれた声で男は言った
なんとか視線を男のいるほうにずらすとリロード(弾込め)を終えたデカイ銃とハンドガンを持っている男があきれがおで俺を見てきた
さて、こんなとき普通の人なら目の前に叩き付けられた死を実感し恐怖するであろう
くそう!何こいつ!異世界なんだから魔法とか使えよ!
そういえば銃を持ってるけどアッチーのジャージと同じく持ったまま死んだからかな
それにくらべて、俺は素っ裸だぜ!...せめてさぁ俺のお気に入りの高☆速Tシャツほしいなぁ
あ、でも死んだとき制服だったか
それよりも!おしっこしたい!マジ漏れそう!
俺はといえば......結構よゆーでした
何でこんなによゆーかというと男の少し後ろで、ユーミュルが超巨大な氷の槍を今にもうちそうだから
......あ、撃った、残念でしたぁ!よく回りを見ようね
放たれた槍は見事に男の腹に突き刺さり肉をえぐり......
グロ......
男を瞬殺した
そのまま氷の槍は勢いを止めずに倒れている俺の鼻先をかすり......遥かかなたへ消えた
うおう、あぶなっ!
そして、男の身体は俺に被さるように倒れてきて.........
一番グロいところが目の前にきて......あまりの怖さで......失禁した
もうやだ、この世界...
そういえば始めてゴブリン倒したときも同じこと思ったよな
そして、痛みと、恥辱と、疲労で俺はまた、気絶した
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遥かかなた、陸上から、島の様子を水晶で見ている者がいた
「一番が死んだか.........ふん、一番は強いが、回りを見ないからな......どうせ、2、3、4番辺りが殺してくれるだろう......あの、規格外を......」
一人だけの部屋でソイツは呟いた
リアルが忙しく遅れてしまった!
すまない!
なるべく早く話を出そうと努力します!
これからもヨロシク!




