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女神と七人の道化師  作者: あすてり(制作協力:えりさ)
第1章 幻想大陸編
3/5

月光都市メイア・ルーア②

《おわび》


『愛と哀しみの片道スリッパ《中編》』は

R35とも取れる過激な表現が多々見られた為、

各その道の団体から抗議を受け割愛する形となりました。

引き続き『愛と哀しみの片道スリッパ《後編》』をお楽しみ下さい。


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《スリッパ片方教団・生贄の祭壇》


教団幹部 > 新教祖アスド様!裏切り者達に然るべき裁きを…!!


アスド > …うむ。


キャシー > イヤァァァアア!!


ひであき > 俺は悪くねえ!全てキャシーが仕組んだ事なんだ!!


キャシー > 私チガウ!全部ヒデアキサンニ言ワレテヤッタ事ナノヨ!!


処刑台の上にひであきとキャシーが目隠しをされ跪いている。


俺は手元にあるレバーを引いた。


ガタンッ!

ヒュー!ドボンッ!!


ひであきとキャシーの跪いている床が抜け、

二人は真下に位置する使い古しのスリッパのプールに落下した。


ひであき > ぐわぁぁあ!公民館!公民館の臭いがぁぁああ!!


キャシー > イヤァァァアア!!


主審 > GOOOOOOOOOOOOL!!!!!!


---------------------------------------------------------------------------


《数時間後・御神体の間への通路》


スタスタ…


教団幹部 > お疲れ様です。

教団幹部 > お疲れ様です。

教団幹部 > お疲れ様です。

教団幹部 > お疲れ様です。

教団幹部 > お疲れ様です。

教団幹部 > お疲れ様です。

教団幹部 > ごっつぁんです。

教団幹部 > お疲れ様です。

教団幹部 > お疲れ様です。


ピタッ。


アスド > このドアの先か。


元教祖 > はい。この扉より先は教祖以外が立ち入る事を許されない特別な部屋…

元教祖 > 『スリッパ片方神』の眠る御神体の間で御座います。

元教祖 > 私ですら数年前に一度しか立ち入らない神聖な場所です。


元教祖 > かつてこの地にはエリタンクスとソリテジウスという

元教祖 > 二つの文明が栄えており、スリッパ片方神は

元教祖 > この二つを治めるスリッパ両方神であったとされています。


元教祖 > 神の履かれるスリッパはそれぞれ『ソドム』と『ゴモラ』と呼ばれ、

元教祖 > かつて神が片方のスリッパを落とした為、

元教祖 > ソリテジウスの文明は滅んだとされています。


元教祖 > ソリテジウスの二の舞になる事を恐れた為か

元教祖 > いつしかエリタンクスの者達はこの地を離れ、

元教祖 > 今や神の信仰を行う者は言い伝えを聞いた我々僅かな余所者のみ…。


元教祖 > 最近頻繁に起きているDDS現象の原因は、

元教祖 > 信仰が薄れていくこの地に対する神の怒りでは無いかと噂されています。


アスド > …DDS現象は世界各地で不定期に起きていると聞いたぜ。


元教祖 > しかしそれでは説明が…!最早我々に出来る事は

元教祖 > 神の機嫌を直す為に上質なスリッパを片方集める事のみ…


DM > ドアの向こうから僅かにうめき声が聞こえる.


アスド > まあいい。神が原因ってなら、俺が直接問いただしてやるよ!


俺は今まで数々の『神』や『邪神』と対峙して来た男だ。

さあ…今回はどっちだ?


俺はドアを勢いよく開いた。


DM > スパンッ!スパンッ!


オカマの男 > どないよ!ここがええのん!?ここがええのん!?


民族風の男 > あぁん!ぃやん!

民族風の男 > 落ちちゃう!ゴモラ落ちちゃう!!


部屋の中ではオカマの男がスリッパを片方履いた民族風の男を吊るし上げ、

尻をスリッパで叩き続けていた。


元教祖 > ス、スリッパ片方神様ぁぁ!!

元教祖 > そのオカマは何奴!進入者か!?


ひであき > そいつは…プロトタイプキャシーだ。


背後からひであきとキャシーが現れた。


オカマの男 > …ひであき、お久し振りね。


キャシー > ヒデアキサン!誰ナノヨコノ人!!


ひであき > こいつは…かつて俺が愛した人だ。

ひであき > 俺は愛する者にはキャシーと名付ける性癖がある。


キャシー > ソレデ私ノ事ヲ何時モキャシート呼ンデイタノネ。

キャシー > アナタッテバ罪ナ人!!


ひであき > すまないキャシー。

ひであき > だが、俺の愛した女はお前だけだ。


キャシー > ヒデアキサン…。


オカマの男 > そいつは嘘つきよ。今に貴女も騙されるわ。


ひであき > 安心しろPキャシー。

ひであき > 俺の愛した男はお前だけだ。


オカマの男 > ひであき…。


主審 > セーフ!


オカマの男 > …でも、私を深い孤独な気持ちにさせた貴方は絶対に許せない。

オカマの男 > 私は貴方が出入りしている教団の噂を聞き、

オカマの男 > こっそりこの部屋に忍び込んだ。

オカマの男 > もちろんスリッパ片方神の伝承も知っているわ。

オカマの男 > だから私はこの地にゴモラを落とし、

オカマの男 > 貴方に復讐してやるのよ!!


オカマの男がゴモラに手を掛けた瞬間…!!


アスド > …させるかよ!


俺は背中の大剣を手に取りオカマの男に斬りかかった。

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