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もふもふと桜

今日は、神様たちも

人間界で浮かないように、

人間の格好をしている。


ディジル

いつもとあまり変わらない服装。


フワン

シャツにズボン。


イネリア

トレーナーにキュロット。

顔や手も丸くなく、

人間にしか見えない姿になっている。


アマリュウ

ジャケットにズボン。

髪はまとめていて、

女性にも見える姿だ。


――――


みちる

「じゃあ、このへんにレジャーシート敷くね!」


フワン

「みんなで広げましょう」


ディジル

「よっしゃ、まかせろ!」


イネリア

「風で飛ばないようにするだべ!」


アマリュウ

「やるか」


みんなは協力して、

レジャーシートを手早く敷いた。


そして座り、

ゆっくりと桜を眺めた。



ディジル

「綺麗だな……」


イネリア

「よく手入れされてるべ〜」


フワン

「見事ですねぇ……」


アマリュウ

「立派なものよ……」


モフリオン

「もふー♡」


みちるは、

みんなの様子を見て

にこにこしている。


――――


モフリオンは、なぜか

大きく口を開けた。


ひらひらと舞う桜の花びらが、

その口の中へ落ちる。


ぱくっ。


ディジル

「あ、モフリオン桜の花びら食ったな」


モフリオン

「もふぅ♪」


モフリオンは

とても美味しそうにしている。



すると、

モフリオンの体が桜色に染まり、

ふんわりと光った。


そして――


ぽん。


分裂した。



みちる

「あはは、もふちゃん何でも食べるね♪

ここにいるもふちゃんたちも、

体の色が桜色になってるね♪」


神界ほど多くはないが、

人間界にもモフリオンたちはいる。


ただし、

みちる以外の人間には見えない。


――――


その時、

イネリアのお腹が

ぐぅ〜……

と鳴った。


イネリア

「モフリオン見てたら腹へったべ!」


フワン

「そろそろ食べましょうかね〜」


ディジル

「賛成ー!」


アマリュウ

「うむ」


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