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異世界から帰ってきた俺は人生をやり直す!  作者: ゆう
大人編

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大人編 7話 ~【彩夏編】龍之介との再会~

毎日10時更新です。

書き溜めが無くなったらしばらくお休みをいただきます。

その際はお知らせいたします。


誤字脱字等ありましたらご連絡いただけると嬉しいです。

会場へ着いた私は観客の多さに驚く。

「凄いわね、こんなに多くの人が見に来てるんだ」

「竹内君は日本最強の怪物ボクサーと言われてるのよ。テレビで見ない日は無いくらいよ」

どうしても私は高校時代の剣道をしている龍之介のイメージが強い。

途中で始めたボクシングでこれ程強いのなら、あのまま剣道を続けていたらどうなっていたのかしら。


「このまま控室へ行って竹内君に挨拶する?」

「止めとく。試合が終わってからにするわ」

「そう?じゃあ席に向かいましょうか」

私は遥からの提案を断った。実はまだ彼に会う勇気が無いのだ。試合前に迷惑を掛けるわけにはいかない。

遥からチケットを受け取った私は受付でチケットを渡して入場する。

広い会場で迷子になりそうだ。

至る所に龍之介のポスターが掲示されている。

昔と変わっていない彼の顔に私は少しホッとしていると、挙動不審な私を心配したのか遥が席まで案内してくれた。

遥に案内してもらった席はなんと最前列だった。

「こんないい席を用意してくれたの?」

「だって彼の雄姿を一番いい席で見たいでしょ?」

遥がニヤリと微笑む。

まぁそうだけど・・・。

「・・・ありがと」

「多分一瞬で試合が終わっちゃうと思うからよそ見は厳禁ね」

「そうなの?でも相手はチャンピオンでしょ?」

「う~ん、多分誰と戦ってもそうなる気がするわ、彼なら」


遥と席に座り、試合開始を待つ。

しばらくすると会場が暗転してアナウンサーが話す声が響く。

その声とともにチャンピオンが入場、続いて龍之介の入場だ。

龍之介はゆっくりと入場してくる。

昔より筋肉質になっただろうか、実際に見てみると昔とは違う事が分かる。

いま一瞬、龍之介と目が合った気がした!・・・けど気のせいかも。

と思っているとカン!という音と共に試合が始まる。


本当に遥が言っていた通り、一瞬だった。

龍之介は剣道部の時も体重移動が上手かった。この試合も体重移動が絶妙で、素人の私が見てもこれ以上無いタイミングでのカウンターだった。

私が少し頬けていると遥から声が掛かる。

「私は今から控室へ行くけど・・・」

「分かった。私は龍之介が出てくる時に声を掛けるわ」

「じゃあまた後で」


遥から事前に祝勝会の事を聞いていた。

でも一応本人に聞いてから参加させてもらうか決めようと思っていたのだ。


関係者入口で待っていると遥と木戸君が出てきた。

「風祭さん、アニキはもうじき出てくると思うっす!自分たちは先に祝勝会の会場へ行って準備しとくんで、アニキとゆっくり来て下さい」

「頑張ってね彩夏!」


しばらく待っていると関係者入口のドアが開き龍之介が出てくる。

龍之介は私に気が付いたのか、立ったまま動かなくなった。


「おめでとう龍之介!」

私は声を掛けた。

お読みいただいた方は出来れば評価をお願いします。

※何かしら反応があると執筆が捗ります!



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@iseyari0408

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