高校生編 27話 ~大会2日目が終わり~
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団体戦の初日が終わった。
試合が終わりホテルまでバスに乗って帰ってきた俺は、道中に女子も団体戦でトーナメントまで勝ち進んだことを知った。
男女共に決勝トーナメントに行くとは・・・薄々分かってはいたがこの高校は相当強いらしい。
夕食を食べ風呂に入った俺は、夕涼みにホテル脇にある公園へ来ていた。
ベンチで休憩しているとホテル側から人影が見える。
ん?
何かデジャブを感じるな・・・。
早朝と同じく、やってきたのは彩夏だった。
彩夏は俺の横に腰掛ける。
「今朝を思い出すな」
「そうね、私もそう思ってた」
「決勝トーナメント進出おめでとう」
「ありがと!そっちもおめでと」
彩夏は女子団体戦の先鋒として活躍したそうだ。
俺も次鋒で試合に出た話を彩夏にする。
「龍之介は全勝?流石ね」
「彩夏も同じじゃないか。中学1位は伊達じゃないな」
「貴方に言われると嫌味にしか聞こえないわね」
そういうと彩夏はケラケラと笑う。
いつも思うが喜怒哀楽がハッキリしている子だ。
楽しそうな彩夏を見ているとクラス、いや学校中の人気者というのはこういう子のことを言うんだなと改めて思った。
「また明日ね!」
「あぁ彩夏もがんばれよ」
俺は彩夏と少し話をした後、明日の早朝ランニングの約束をしてからホテルへ戻っていった。
その同時刻、同公園にて・・・
「おい、あいつか?」
「あぁそうだ。あいつの女を攫うぞ」
公園の木の陰で怪しげな会話をする人影に俺は気が付くことが出来なかった。
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@iseyari0408




