異世界編 3話 ~驚愕の真実~
処女作です。
皆さま大らかな気持ちでお読みいただければ幸いです。
誤字脱字等ありましたらご連絡いただけると嬉しいです。
「あなたの身に不幸が降りかかっていた原因は、たまたまではなく悪意のある誰かが作為的に行っていた可能性があります」
「なんだって?!」
俺は驚きすぎて目を見開き、開いた口が塞がらなかった。
誰かの悪意だと?俺は極力、人と関わらずに生きてきたつもりだ。悪意を持たれるようなことはしてきていないと断言出来る。それなのにどうして?
アフロディーテはテーブルに向かって片手を突き出すと、紅茶とお菓子が現れた。
俺はアフロディーテに勧められるまま、紅茶をひと口飲んだ。ダージリンティー・・・・・・。俺の好みまで知っているのか。
「あなたはこれが好きでしょ? 落ち着くまで待っているからゆっくりしていけばいいわ」
アフロディーテは笑顔で答える。
俺は無性に君の悪さを感じたが、今はそれどころでは無い。アフロディーテには知っていることを全て話してもらわないと。
「もしかして両親が亡くなった事件も見ていたのか?」
「いいえ、直接は見ていないわ。私が見たのはあなたが自宅に帰ってきてから。でもあまりにも不自然だったことは覚えています」
不自然だと? あの日の光景を思い出すが、思い当たる節は無い。
「これはあなたに話して良いか分かりませんが、あなたの両親は日本人ではありません。アースロットから日本にきた異世界人なのです。2人ともA級ハンターで魔法が使えました。そんな2人があちらの世界で同時にやられるなんてありえないのです」
俺の両親がアースロット出身?初耳だぞ。しかもA級ハンター・・・。
どうやらアフロディーテは俺が赤ん坊の頃、両親が話しているのを聞いていたそうだ。
その際、日本にやってきた経緯も話していたという。
「あなたの両親、どうやらダンジョンの隠しルートにあった転移盤から偶然こちらに来たそうよ」
そういえば昔、父から祖父母は遠い所にいると聞いた覚えがある。あれは亡くなっていた訳ではなく異世界にいるって意味だったのか。
両親の死、聞けば聞くほど分からない事が増えていく。
もし両親が俺の知っているA級ハンターと同じくらいの強さだったとしたら、日本にいる強盗はもちろんだが格闘家であっても負けないだろう。
そんな両親が2人同時に殺されたということは、少なくてもS級ハンター以上の能力を持った誰かの仕業だと思われる。
「もしかしてアースロットから他にも異世界人が日本に来ているのか?」
「それは分からないわ。私の仕事は他の世界に転生する者たちを管理する管理者なの。転移で世界を渡る者たちは管理できないのよ」
今アフロディーテは途轍もなく重要な事を言ったのだが、この時の俺は気が付かなかった。
なぜならこれからアフロディーテが話す内容が俺の未来を変える一言だったからだ。
「あなたには選択肢があります」
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