小学校編 11話 ~7月6日の作戦会議1~
初投稿です。
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今日は7月6日。小学校へ向かう前に朝食を食べていると、母から今日は用事があるので留守にするとの話があり、鍵を預かった。
珍しく両親共に出掛けるそうだ。こちらに来てからは、たまに父がいない時はあったものの2人が揃っていないというのは初めてかもしれない。
こちらにとっても都合が良い。念入りに部屋を調べられるからだ。
「夕方には戻ってくるからお留守番お願いね。知らない人が来てもドアを開けちゃダメだからね」
俺は分かったと返事をした後、小学校へ向かうために自宅を出た。
いつもの様に集団登校した俺は教室で担任が来るのを待っていた。
「みんなおはよう!来週は台風が来ることになっています。暴風警報が出たら学校は休みになりますから、登校前に確認するようにしてください」
そうだった!
しばらく学校生活なんてしてこなかったため忘れていた。来週の月曜は台風が直撃するため、休みになる可能性が高いのではないか。
両親が殺されるのは大雨だったが、学校には登校していた・・・。そうなると明日がいちばん怪しいではないか。
俺は隣に座っているローザをみて目線で合図を送る。
ローザもそのことに気がついたのだろう、俺を見て頷いて返事を返した。
小学校を終え、帰宅した俺は自宅の鍵を開けて中に入る。
朝に母が言っていた通り、両親ともに外出しているようだ。
しばらくするとローザがやってきたため、明日に向けての作戦会議が始まった。
俺が前世で見た光景を思い出しながら、両親が倒れていた場所、窓が開いていた状況などを説明する。
まずは両親が倒れていた場所だが、リビングで母に覆い被さるように父が亡くなっていた。
「窓が開いていたことを考えると、犯人は窓から入ってきたって考えるのが普通よね」
ローザの予想通り、窓から侵入した可能性もある・・・が。
「だがここは7階、どうやって登ってきたんだ」
「そこなのよね・・・」
ローザは窓を開け、ベランダへ向かう。
俺もベランダを調べるが、特に気になる点はなかった。
「ベランダに防御結界でも張ってみる?」
ローザからの提案で、外から侵入した時のみ反応する結界を張ることになった。
侵入者を感知するとローザに伝わる仕組みになっているため、何かあればすぐに駆けつけられる。
一通り見て回ったため、ローザに気になった点がないか確認する。
「玄関から普通に入ってきた可能性もあるわよね。その場合の対策もした方がいいんじゃない?」
その可能性も確かにあるか・・・。俺とローザは玄関に向かい、何か仕掛けられないか調べることにした。
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