小学校編 5話 ~ローザとの会話2~
処女作です。
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ローザは再び話し始める。
「ほんと大変だったんだから。こっちに来られたと思ったら赤ちゃんになってて・・・。私ってエルフでしょ?エルフは赤ちゃんの時間が20年くらいあるから、またそれをやり直すのかって絶望したの。そしたら人間族って成長が早いのね、2年で歩けるようになって言葉も覚えたわ。ってことは私は人間族になったのかしら。それでそれで言葉を覚えたから魔法が使えるか試してみたんだけど使えなかった。やっぱりこっちでは使えないか・・・と絶望しかけたけど、ダメ元でアースロット語で詠唱したら魔法が使えたの。そこで・・・」
ローザが早口でまくし立てる様に話すため、一旦落ち着かせようと話を切る。
「ち、ちょっと待って!情報量が多すぎて理解できなくなる。一つずつゆっくり話してくれ」
「ごめん。会えたのが嬉しすぎて早口になってたみたい」
ローザは長い髪を弄りながら「てへっ」と謝る。
「でも偶然だな、こんな近くにいるなんて」
「違うよ!私は元々アメリカ?ってところに住んでいて、パパの仕事で日本に引っ越してきたの。ここに来たのは先週よ」
「そうだったのか。でも会えて嬉しいよ」
「私もよ」
俺とローザは抱きしめあう・・・ことは無かった。途中でローザが突然「やばっ」と慌てだしたからだ。
「いけない、もう1時よ。早く帰らないと」
もうそんなに時間が経っていたのか。流石に早く帰らないとマズいか。
「じゃあまた明日!」
「また明日」
俺は本題を話せないまま、ローザと別れて自宅に向かって走り出した。
無事、両親にバレず自室に戻った俺は、両親が亡くなった日のことを思い出す。
あの日は確か・・・とても暑い日だった。学校が終わり自宅へ帰った俺は、両親がリビングで血まみれになって亡くなっているのを発見する。鍵を開けて自宅へ入った記憶があるため、ドアには鍵が掛かっていいたのだろう。窓は開いていたが自宅は7階にあるため、侵入は難しいと警察は言っていた。
両親が事件にあう正確な日時と、犯人が自宅に侵入する経路をまずは調べる必要があるだろう。
ベッドに入り考え事をしていた俺は、眠気に勝てず瞼が閉じていくのであった。
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@iseyari0408




