「1」と「I」の違いについて
夫と次女が狩ってきた鹿肉のステーキなどを堪能していた夜。
いきなりおまわりさんの訪問を受けて驚く。
夫か? 銃刀法に違反することでもしたか?
狩猟許可を得てない牧場にでもうっかり迷い込んで、これはそこの鹿か?
長女か? また公共の設置物の屋根に思いつきで登って通報されたのか?
うちとは関係ありませんでした。
学校の窓ガラスを割って逃げた高校生を捜しているのだとか(長女のハイスクールだけど)
おまわりさん、大変ですね。
あとになって、ノックされたときにご近所さんかと思ったら警官だったので、つい夫に向かって
「ポリス!」
って叫んじゃったのを思い出して「おまわりさん、失礼しました」と心の中で謝る。
食事続行しながら、
次女に「なんでみんなポリスを見るとびびるんだろうね。やましいことでもあるの?」
私と夫「人は誰でも、犯罪までいかなくても、ちょっとやましいことは抱えているモンだよ」
次女「わたし、ないよ~」
まあ、家に銃とかあると、気が休まらない。
22口径(次女用)と、大口径(夫用)が一丁ずつ。
定期的に、保管義務の抜き打ち検査とかあるらしいし。
で、銃の話になる。
次の作品の小道具で、ペイントボールについて調べていたのだけど、このペイントボール銃、拳銃型からライフル、マシンガンタイプまである。ロケットランチャーのタイプもあって、驚いた。
「M16みたいな、アサルトライフルとか、見た目は危ない感じの。でも音がパスッ、パスッって。マシンガンだとパスパスパスパスなの。ロケットランチャーなら、ポスッかな」
火薬でなく、ガスで発射するものらしいから、気の抜けた音になるようです。
そこへ長女
「MI6とかもあるでしょ」
夫と私、しばし沈黙。
「MI6はイギリスのスパイ組織で、M16は狙撃用自動小銃ね」
「ふーん。一文字だけど、ちょっと間違えたね」
長女よ。
かなりものすごく、あさっての方角に間違っています。