22話 伝説を紡ぐ男
とりあえず、脱・勇者編 終わりです
前話に書いてた、それからシリーズはなしで・・・
理由は、後書きで・・・
キュロスは
謁見の間の全員を相手にその半生を語りだした。
キュロスは、とある田舎騎士の息子として生まれた。
15歳の成人の儀
正式に騎士見習いとして
王都に向かい神を讃える神殿で
神の洗礼を受けることとなった。
キュロスの居た世界は
魔物も存在し、おおくの種族も存在し
おおくの国が存在する
多少のイザコザや争いはあるが
それは、種族が違えば
価値観も違うのだ
仕方のないことでもある。
ただ各国は
平和条約に置いて
国家間同士の戦争は無く
世界は平和だった。
この世界が平和になった古き世界大戦がある
数千年前に有ったとされる
その戦いの中で異世界から呼ばれた勇者
後に英雄として語られる存在がいた
その英雄が所持していたのが
【聖剣クレイヴ・ソリッシュ】
聖戦の後、英雄となった男は
その聖剣は金剛石と呼ばれる石に突き刺さし
「後に【数多な世界】が
混乱に陥る時
新たな勇者が現れ
この聖剣を抜くだろう。」
そう言い残し
元の世界に戻ったとされる。
そして、今も神殿に奉納される
数トンはあろう金剛石に突き刺さり
数千年を超えて輝きを失わない
聖剣の姿がそこにあった。
この【聖剣クレイヴ・ソリッシュ】を抜く事が
騎士を目指す青年に課せられる【洗礼の義】である。
いや、抜けはしない
英雄が剣を突き刺し数千年抜けた事など有りはしない。
英雄が手にし世界を救った聖剣
それを握り、剣を抜く動作を行い
騎士として心を引き締め
神に正義を誓う。
これは、誉れ高き神事であり
生涯1度しかない
聖剣に触れれる貴重な儀式であった。
だが、キュロスは
その洗礼の義で
【聖剣クレイヴ・ソリッシュ】を引き抜いた
洗礼の義を取り仕切っていた、大司祭は驚き
観覧席で見ていた国王ですら言葉を失うのだった。
言うなれば
世界を混乱に陥れる
【大災難】が起こる、その前兆でもあったのだ!
この事は世界に知れ
おおくの不安を煽ったが
それ以上に英雄の再来
新しき【勇者】の存在は
世界を元気づけた。
その2年後
世界を暗黒に包み込む
【邪神】が生まれた!
そして、邪神の元に集まった
【魔族】
世界の各国は手を組み
これに対抗する!
だが、そこには2年間
勇者として鍛えてきた
【勇者キュロス】が
存在したのだった。
数百万の魔族
そして2千万を超える全種族合同軍
【だが人族主義のこの世界では
人族が収める各国合同の軍とキュロス告げた。】
その激しい戦争は数ヶ月続く・・・。
この間、勇者キュロスは
各国から選ばれた仲間と共にいた。
そう
神に使える、人間の女性神官
神に正義を誓う聖騎士
ドワーフから選ばれた屈強な男戦士
最高の魔法使いと呼ばれる、エルフの女性
山を自然を知る、ノームのレンジャー
それ以外にも
罠の解除や周囲探索に、盗賊まがいの男から
荷物を運ぶ、荷物持ちの様な存在・・・
全員で、10人の仲間と共に
邪神の居る、古き時代から存在する古墳に踏み込んだ!
古墳の最深部
邪神の前にたどり着いた時には
キュロスを含め6人まで人数は減っていた・・・
そして、邪神との壮絶な戦い・・
1人倒れ・・・
また1人倒れ・・・
邪神の首を
聖剣クレイヴ・ソリッシュで跳ね飛ばし時には
残っていたのは
【勇者キュロス】と
【人間の女神官】
【エルフの女魔法使い】・・・たった3人であった。
7人の仲間の犠牲の元
邪神は倒され
その瞬間
全種族合同軍と戦っていた魔族は
戦いをヤメて引いていった・・・。
その時
世界は歓喜した
【勇者キュロス】が【邪神】を倒したのだと!
勇者キュロスの凱旋。
全世界は喜び
各国の王に迎えられたキュロス
そして20万人は入れる大きな広場で
盛大にキュロスを讃える式が行われた。
各国の王達から褒美を聞かれた際
キュロスは惜しげもなく
その褒美を断った
そして・・・
「この功績は私の物ではありません
魔王軍と戦い時間を稼いでくれた戦士達
その影で戦士達を支えた国民の多く
そして、死んでいった多くの仲間達
その全てに支えられて
私は、此処にいられるのです
褒美より、世界の復興をおねがいします。」と・・。
そして、キュロスは立ち上がり
まるで、世界を祝福に包むかのような
青く透き通る空を眺め
【聖剣クレイヴ・ソリッシュ】を抜き
高々と突き出した!
それは、神々しくも勇者と共に
世界を救った聖剣
その姿を見た観客は大いに盛り上がっていく
そんな中、キュロスは天を直視し
まるで、そにこ誰かが居るかのように叫ぶ!
「神よ、感謝する。
この力で世界を救えた事を!
そして、その【対価】として
私の全てを捧げる!」
キュロスの言葉が聞こえたのは
キュロスの横に居た
勇者の仲間
人間の女性神官と
エルフの女魔法使い、2人だけであり
2人は初めて聞く話に
その瞳を大きく開きキュロスを見た!
そんな2人に視線を送ったキュロスは
「ごめんな・・・
私は神との契約で
異世界を救いに行かなければならないんだ
それが、この聖剣を手にした勇者の運命らしい
この世界を頼むよ!」
キュロスは、まるで子供のように少し照れながら
人懐っこい笑顔を2人に向けると
少しだけ寂しそうに
2人の返事も待たず
その場から消えた・・・。
この後、この世界が永く平和で有る事を願い
キュロスは世界を横断する。
キュロスにとって初めての異世界
そこに勇者として召喚されたキュロスは
人族を滅ぼそうとする【龍族の王】と戦い勝利する・・・。
そして、その余韻も与えられないまま
次の世界へ飛ぶ・・・
約20分間に渡る
キュロスが勇者となり
友と仲間と戦った話は
キュロスにより、より白熱に熱情的に語られ
闇の王と戦う人族にとって
キュロスの英雄譚は
大きな希望と夢を与えていく。
キュロスの話はそれだけではなかった。
神の導きと共に
世界を渡るキュロス
それは
【世界を闇に包む悪魔】や
【姫を攫い世界を差し出せと脅迫する魔族の王】を倒した事も
すでに滅びかけた世界を救った事も
または、1人の農民の少女の願いを叶えるために
少女と共に旅をして
数万の魔物と戦い、願いを叶え、世界を救った事もあった。
6つの世界を渡り、7度世界を救ったキュロス
そして、キュロスは1度もその褒美を
その対価を受け取った事はない
いや、世界が平和になり
世界に笑顔が戻った事こそが
キュロスにとって何よりも嬉しい事だった。
世界を平和にし、笑顔を取り戻す
それがキュロスが出来る、たった1つの事
それを心から願える事が出来るからこそ
キュロスは勇者である前に
優しき心を持つ1人の人間
そう、特別ではない
ただ単に【普通の優しい男】である
そんなキュロスは
また【聖剣】を持つ【勇者】と名乗り
まるで、それが使命だと言わんばかりに
世界を救う
そう
世界を救う為
誰よりも優しい心を隠し
誰よりも強い姿を作り上げる
誰よりも先頭に立ち
絶対の信頼と信用を一身に受け
世界を、その全てを、その小さな背中に担ぎ
1人でも傷つく存在を減らす為に
自身を縦にして
悲しみに嘆き
恐怖をひた隠し
人々の笑顔に心を支えられ
その一歩を踏み出すのだった。
だが、キュロスが全てを語った訳ではない
掻い摘んで話した物語は
1人の勇者の軌跡であった。
それは、神天使【クシャラス】が
キュロスと契約を交わした時に覗き見た
キュロスの過去の映像の1部であった。
だが
それが真実なのか・・・
それが、キュロス本人の話なのか
それとも、彼は、キュロスなのか
それは【彼】だけが知る
【語られる事の無い真実】
なのかもしれない。
小説の筆記に使っていたPC(HDD)が壊れました
データ吸い上げを試した結果、無理だった!!
【あっち】に乗せる【語られる事のない真実】が約5万文字以上が吹き飛んだ!
んで逃避してたんだけど
ぼちぼち復帰?




