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その少女・異世界でも非常識  作者: フラック
2章 脱・勇者
42/50

18 ドラゴニーズ死す。

(´・ω・`)予期せぬ休日出勤

でも給料はでない!

サービス出勤・・・・ブラックだ・・・・。

 



 マフは、アムルタートに


「もうその話は

 もう終わったことだから

 忘れて。」

と返した。


 そのマフの態度は

アムルタートの言った

100を超える世界で勇者だったと・・・

それが、まるで本当だったかのような言いまし。


 その事に、一番【恐怖】したのは【キュロス】

何よりも6度も世界を救い、この世界が7度目の勇者召喚だと

まるで、自分こそが【世界を救う勇者】だと口にしていたからだ!


だが、キュロスは、マフから聞いていた

生まれた時から体が弱く、戦う事さえ出来ないことを

だからこそ、キュロスは声を上げて叫ぶ


「マフは、生まれつき体が弱く

 この世界に来た時も、立つことさえ出来なかったんだ!

 それに、まだ20(歳)にもなっていない彼が

 100を超える世界を渡っただと?

 普通に考えるなら、有り得ない!!」


それは、アムルタートの言葉を

【神天使】の言葉を、信じようとしていた

この世界の住人の思考を元に戻しいていく!



 だが、ドラゴニーズには

そんな小者どもの茶番になど興味はないが

100の世界を渡ったと言う

白いのには、多少興味はわく

それは、自信の意思で世界を渡れる方法の存在・・・・


だが、今は!


ドラゴニーズの視線が皇帝に向く


そして地面を、世界を、蹴り飛ばし!


まるで、世界を動かし


皇帝を呼び寄せるように


ドラゴニーズは腕を組んだまま

その場に立ち尽くす、その姿のまま

皇帝との距離を縮めていく!


地震かのような衝撃で

多くの人間が思い出す

あの存在は皇帝に喧嘩を売っていたと・・・。


 引き合うのか・・・

引き合わないのか・・・


まるで自分は最強と、何者にも負けることはない!


そんな自信に満ちた2人の距離が一気に近づいていく


皇帝の娘の【アーシュマ】が

「スティングレイ」と

その男に視線を向けるが

【スティングレイ】は、肩を竦めることで

アーシュマに返事をする。


 すでに、スティングレイは

ドラゴニーズに勝てないと諦めていた

ただ、それは絶対の信頼


皇帝【ザラスシュトラ・ゾロアスター】

その神とも言える存在が、ドラゴニーズに負けるわけがない、と



 そう、すでに

ザラスシュトラの【神域】は発動し

この場には唯一神【アフラ・マズダー】の力が満ちている

この場において、ザラスシュトラは無敵。



 ザラスシュトラを駆逐しようと睨むようなドラゴニーズ


ただ、それすらも見下す、ザラスシュトラは

その右目の目尻を、ピク!っと・・・動く。


 たった、それだけで


ドラゴニーズの動きが止められた!


 最上段の王の椅子に座る

ザラスシュトラの5m前で何かに拘束されたかの様に

ドラゴニーズは苦痛に顔を歪めた!


 ザラスシュトラは

その苦痛に歪む、ドラゴニーズを


「 ッハァ!!」と 言葉を吐き捨てるよに笑う


まるで、ドラゴニーズを嘲笑うかの様に

ゆっくりと立ち上がると


召喚された6人全ての【勇者】に向けて


ザラスシュトラは


唯一神と言う絶対的な存在の絶対的な力を口にした!


「異世界から召喚された勇者ども

 勘違いをするな!

 お前達も所詮、ワシのコマにすぎぬ

 そもそも、この世界には

 お前達より強い存在は数多く存在すると思え!

 ただ【勇者】お前達が持つその力

 世界の理にも干渉できる【異質性】

 そう、あらゆる世界において

 希少である限られた【特異点】

 それだけが、ワシすら持っていない

 アレに対抗できる手段と言うだけだ!

 

 そして、弱きお前達には

 アレと戦えるだけの加護を与えてやっただけ

 そして、理解しろ!

 その加護は

 ワシの手足となる為の加護と言う盟約!

 その命、ワシが手中

 お前らの生死をワシが握ってると思え!!」


 ザラスシュトラは

右手をドラゴニーズに向け

何かを握りつぶす仕草を行う


それと同時に

ドラゴニーズが、その心臓の上に左手を置き

苦しみだしたのだった。


ド「こ・・・・コレは・・・・。」


ザ「言っただろう

 お前の心の臓はワシの手の中

 その命を奪うのは、赤子の首を捻るより簡単だろう

 命乞いをしろ

 そして、ワシの手下となれ

 光栄に思え

 たかが異世界の【魔物】が

 ワシのコマになれるんだからな!」


ド「奪ってみろ!

 たかが、下等な生き物に

 神を名乗る、クソ以下の存在に

 この我の覇道を止めることなどできぬわ!」


ドラゴニーズの姿が変わっていく

その皮膚が鱗に覆われ

人では無い姿と変貌していく・・・


 だが、苦しみは続き

その鈍く黒く光る鱗で覆われたドラゴニーズの顔が

さらに、苦しく歪んでいく・・・。


「そうか

 唯一神【アフラ・マズダー】をも侮辱し

 死んでも、歯向かうと言うなら

 望み通り、一度殺してやろう!

 あぁ、心配するな

 お前の体は、こちらで丁寧に使わしてもらう!

 そのウロコは、いい防具になりそうだ!」


 ザラシュトラは、勇者達を見下しながら

死にたくなければ、ワシに従えと・・

ゆっくりと

その拳を握っていく

苦しみを隠せないほど

ドラゴニーズは叫びを上げ


その姿を見た、クラリスは

歓喜し大声で

「殺せ! ソレを殺せ!」と

ドラゴニーズに悪意を向けて叫ぶ!

この世界に召喚される前

元いた世界から溜まった怒りを憎悪

その世界を破壊しようとしていた存在にぶける様に・・・。


 キュロスは動けなかった

いや、動かなかった!

まだ、死ぬわけには行かない

死にさえしなければ

【この世界から抜け出すことは出来る】と・・・。


 Dは、全てを観察する・・・

ドラゴニーズが死ぬわけがない

伝説に名を残した存在が

ここで死ぬわけがないと・・・。


 だが、ザラスシュトラは容赦がなかった!

ドラゴニーズが苦しみ

その目を怒りで自分に向ける姿すら

笑うように、その手を握り

ドラゴニーズの心臓を握り潰し

その命を奪ったのだった。


 そして、子供の手から捨てられたオモチャの様に


ドサ・・・・と、床に落ちた


生気も力も存在しない人形が、そんざした・・・。


それを、興味もなさそうに視線を送るザラシュトラ


「強いと聞いていたが

 こんなものか

 少しは抵抗出来るかと思っていたがな・・・

 残った、勇者達

 まだ、その力、神天使達が与えた加護を使えてはいないな

 お前達に与える時間は【3年】だ!

 3年後までに、ソノ力を使いこなせるようになれ

 でなければ、残された道は

 この魔物と同じく死のみだ!」


 キュロス・クラリスの2人でも相手にならなかった

ドラゴニーズを、さも簡単に殺した、ザラスジュトラに

声すらでない、キュロス・クラリス


 そして、自分の目を信じられない、Dは

目を広げ、叫びをあげそうになった口を手でおさえた。


 マフも、動きを止めた

目の前で【人が死ぬ】その現実に・・・・

VRの世界では、数え切れぬほどプレイヤーを殺した

だが、数え切れない映像の中に

そのリアルの死は、見たことがない・・・

そう、本物 (リアル)の死に、マフは口元を緩める

人は、こんなふうに崩れ落ちるのか!と・・・。


 グラムは、どうでもよかった

人の死など、飽きるほど経験した

もう、人間と言う存在には興味はないと・・・。


また、多くの観客と言える

人類を代表する上流階級の人間も

ザラスシュトラのすることに意を唱える存在はいない

それは、スティングレイ達

異世界からの存在も

その光景に、明日は我が身・・・と

加護に拘束された

自信の立場に心の奥底で唾をはく。




 皇帝ザラスシュトラ



その男は、ドラゴニーズだった物を見下し

無力な存在を笑う。


まるで勝ち誇ったように

勝利の美酒に酔うように上機嫌に笑う。


そう、これは、勇者と言う6つのコマに

誰が主であり、飼い主だと

その心の奥底に刻む為の

1つのパフォーマンス

そして、その死に対する恐怖は

深層心理に刻まれ楔 (くさび)になる!


自分に逆らわなくさせるため

言い聞かせるための工程


人間の屈服する姿は

いつ見ても楽しませてくれる・・・と。

 

この場を支配した

ザラスシュトラは、大いに笑う




 ただ、ザラスシュトラは知らなかった


その物差しで測れない存在が居た事を


何よりも非常識な少女の存在を。



 

《゜Д゜》話を分けたかったので短め

次は水曜?

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