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その少女・異世界でも非常識  作者: フラック
2章 脱・勇者
40/50

16話 クシャラス と アムルタート

(/ω\)エヘ

この小説の元になった前作

【転生したら双子~~】を

名前変えて【アンタッチャブル・ツインズ】で再投稿します

最初の入学編は書き下ろしだったり。

 


【ウォフ・マナフ】の姿が無い事で

多くの視線が、第2の塔の勇者【ドラゴニーズ】に向けられた。


「ふん!!」と


腕を組み堂々とした態度で

鼻で笑うドラゴニーズは

その視線を皇帝【ザラスシュトラ】に向けると

まるで、周りの存在など、小粒の石か有象無象かのように無視し


「我をこの世界に召喚した有翼人なら

 アレはもういない

 我が焼き殺してやったわ!!」


そんな、ドラゴニーズを高い位置から見下ろす。ザラスシュトラは


「それが、何を意味することか理解して言っているのか!

 唯一神である【アフラ・マズダー】を

 この世界の人類、人族を

 なによりも、このワシを敵に回すことになると!」


 ドラゴニーズは

ザラスシュトラを見据えたまま

組んでいた腕をゆっくりと解きながら


「たかが人間

 そして神と名乗る妄信者ども

 我を呼び出した罪を真摯に受け止め

 【滅びよ!】」


一気に膨れ上がる、ドラゴニーズの魔力に

この場に居る神官や貴族達は恐れおののくが


「やめろ!

 ドラゴニーズ!」と


ドラゴニーズの視線を塞ぐように

目の前に立ちふさがったのは【キュロス】

そして腰の【聖剣クレイヴ・ソリッシュ】に手を掛け・・・

(まだ、早い!

 今はその時ではない・・・。)と

険しい顔を、ドラゴニーズに向けるが

キュロスの思いは、ドラゴニーズには届くことはない

そう、ドラゴニーズにとって、キュロスは足元の小石程度でしかない・・・が


 ザラスシュトラは

ドラゴニースの敵意を前に怯むことすらない

それは、ドラゴニーズの癪に障る!


 本気で動こうとするドラゴニーズを前に

キュロスが叫ぶ


「【クシャスラ】!」


それは、キュロスを召喚した、神天使の名前であり

キュロスの呼びかけに応じ

神天使クシャスラはキュロスの背後に浮遊し

ドラゴニーズに敵対する!


クシャスラによって

キュロスの力が、その存在が強化されていく


小石程度のキュロスが手のひらサイズの石ほどになった事で

やっと、ドラゴニーズの視界に入る・・・


「ほう・・・それが加護と言うヤツか

 だが、所詮小石は小石」


キュロス「だが、ドラゴニーズ、君を止める事は出来るさ。」


クシャスラ「感じ取れない力が存在する事を知らぬは愚か・・

 このキュロス

 6つの世界を駆け巡り、世界を救ってきた本物の勇者

 魔力が大きいだけの魔物の俗物が

 真の勇者に勝てない事を知るがいい!」


「フ・・・」と・・・

まるで、呆れたかのように、クシャスラをバカにする

小さな笑いが、クシャスラに届き

クシャスラの視線が、ドラゴニーズから

笑いの主【アムルタート】に向き


「アムルアート・・・

 その笑いはどう言う意味でしょうか?

 私の(召喚した)キュロスに言いがかりでも付ける気?」


 アムルタートは

左手で口元を隠し、笑いをこらえる仕草で


「いえ、たった6つの世界を救っったからって

 大きい顔をされても、って話でね。」


そう、どれだけ世界が広がろうが

天文学的数値の異世界があろうと

全く異なる6つの世界を渡った存在など居るはずがない

もしいたら、それこそ神の力をも超える奇跡!


そう、奇跡の存在だと

世界の理を確変できる存在!

それが【キュロス】だと、クシャラスは言った!


 だが、アムルタートは笑う

たった6つ? と・・・。


クシャラスは、アムルタートが召喚した人間

多少体力はもどり、骨と皮だけだった体は

多少肉もついてきたが

まだまだ、病人・・・

それも、いつ倒れてもおかしくはない

ひ弱で魔力も弱い【マフ】を指差し


「アムルタート

 貴方が召喚したのは

 今にも死にそうな病人

 そんな貴方が、私のキュロスを笑う資格はないとおもいなさい」


クスクスと笑いを堪えきれない、アムルタート


「本質を見えてないのは

 ソレ(ドラゴニーズ)も、クシャスラも一緒ね

 私の分霊 (わけみたま)は、100を超える世界で

 勇者であり、英雄であり、英霊であり、王であり、君主であったわ

 そう

 力・技・武・魔力・知識・知恵

 あらゆる物に対し

 彼を超える存在は

 【この場】に居ないわね!」


 それは、暴言とも言える言葉だった

【この場】それは、皇帝ザラスシュトラも含まれるのだ

そして、その言葉は

マフを知る

勇者として召喚された

キュロスや、ドラゴニーズ、クラリス、Dを驚かせた

いや、キュロスだけは

その片鱗に気づきかけていた。



 7人の神天使、それは一枚岩ではない

父である、アフラ・マズダーを信じ崇拝はしているが

各自が司る【物】によって、性格や思想が異なるのだ


すでに居ない【ウォフ・マナフ】は【意志】を司る

その為、自身の考えを変えない、頑固者でもあった

だからこそ、有無を言わさず無理やり、ドラゴニーズを召喚したし


【アールマティー】は【献身】【信仰】を司る

だからこそ、7人の神天使の中でもっとも優しかった

だからこそ、勇者召喚に失敗し生きて帰る最悪の選択ではなく

父である、アフラ・マズダーへの信仰の為に召喚は成功させるが

自身の消滅へ続く最低の選択をしてしまった。


 また、今回の勇者召喚は、一部の神天使にとって

自身が召喚した【勇者】の活躍は

唯一神であり、三王の1人【全王】に対する貢献度を示す物でもあり

神天使の内包する自我に准ずる物でもあり

他の神天使を出し抜くため

神天使達は無理な勇者召喚を敢行していたのだった。


 7人の神天使の末の娘【アムリタート】

彼女の司るのは【不死】である

それは、永遠であり、悠久の時を過ごす物でもある

存在の消滅(死)が存在する6人の姉とは違い

アムルタートは絶対の【不死】である

それはアムルタートを生み出した全王でも覆せない

だからこそ、父に逆らう事を平然と行い

姉達の反感を買っても気にしない【自由人】ともいえる神天使だった。


 だが、神天使は嘘をつかない、嘘を付く必要がない

アムルタートの言葉は、アムリタートの信じる真実

そう、アムルアートが召喚した【分霊】と言わした、マフは

100を遥かに超える世界で、勇者で英雄であり【最強】だった

ただ、ソレがVRMMORPGだっただけであり

ソレが何か知らない、アムルタートにとって

マフが、やってきたゲームは、100を遥かに超え

1000を超える【リアル】に近い【仮想世界 (ゲーム)】だった

ソレを体験したマフの記憶を

アムルタートが断続的に垣間見た事で

マフこそが、悠久の時を重ねる自分と歩める存在と

勇者として召喚したのだった。


 キュロスが6つの世界を救った勇者で

7つめの世界がこの世界であったことは

キュロスの口から、すでに説明がされていたが

マフが、100を超える世界に足を踏み入れていた事は

全員が初めて知る真実であり


神の奇跡を超える


理解不可能な存在として


ザラシュトラ、そして、勇者や

異世界からの召喚者【スティングレイ】達

すでに蚊帳の外と化した、ドラゴニーズも含め

全員の視線がマフに集まっていくのだった。



 

テン●ラ、人気で、転生したら~~って題名が、嫌になって

まぁ、今度の名前も、お笑い芸人みたいな名前だけど

そこは、あれだ、主人公(双子の兄)が、芸人だから!って事で。

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