AIの著作権問題は触るな
本作の本題、まとめに手間取ってるので今回はAI周りの著作権を突っついてみた。
※2029/5/04付のエッセイカテゴリ、日間連載中1位ありがとうございましたー!
AIの著作権問題って、かなり巨大で複雑なんですよね。
正直、個人レベルで白黒断定しても、もう追いつかない段階に来ていると思っています。
そもそも、どのデータを学習して使用してるか不明瞭なこと。
各社それぞれで規約整備や対策は進めているものの、一個人が何か意見できるものではないと考えるためです。
たとえば、ChatGPTの開発会社Open AIの動画生成AIのSora周辺でも、
日本IPを連想させる生成動画が大量に出回り、問題視されました。
でもあれって、国やポケモンやマリオ、NARUTOや ONE PIECEといったIP企業レベルだからこそ、抗議が力を持ったわけで。
クリエイターとしてIPを保持してるかどうか。
そのくらいビッグなIPホルダーじゃないと文句も言えなかったし、対処させられなかった。
この現実からわかるのは、
やはりこの問題、個人が議論してどうにかならないってこと。
クリエイターの団体とかでも政治家が絡んでないと難しいのでは? と思います。
規模がもう広がりすぎてて無理。
ここまで来ると、政府から働きかけてもらわないとダメなやつ。
政府や法整備レベルで動かないと難しい問題だと思います。
と、ここで、AI作品の著作権について私が体験した恐ろしい話をシェアしましょう。
私は自分の作品のイメージアルバムを作りたくて、音楽生成AIの SUNOで楽曲を作り、Apple MusicやYouTube Music、Spotifyなど世界40以上の音楽プラットフォームから配信しています。
自分のイメージする曲調はプロンプトで細かく指定し、
歌詞はぜんぶ自分で書きました。
その過程で、何曲か SUNOに歌詞も生成させてみたんです。
なかなか良い歌詞でした。
ただ、それは完全に SUNO丸投げだったので、念のため生成された歌詞がメジャーリリースされたアーティストの歌詞とダブってないかAIチェックかけたんですね。
結果、中盤から後半にかけて、米津玄師さんの「Lemon」の歌詞のフレーズ群が挿入してることが判明し、ガチで心臓止まりかけました。
「生成AI、こっわ……!!!」
まだ SUNOのバージョン4.0の頃なので、今はさすがにそんなバグはないはずですが……
というわけで、個人的には「AI作品の著作権問題は触るな」なんだけど、
やはり個人的には「自作に関してはやれるだけチェックしておけ……!」と叫んでおきます(笑)。
まとめると、
「AI著作権問題は“個人の善悪論”では処理できない規模になっている」
もう、個人の倫理観だけで整理できる段階、もう過ぎてるんですよね。
相変わらず結論、スッキリしませんね?
さすがに各国政府もいつまでもAI無法は許さないはずなので、あと一、二年でどこまで世論や世界が動くのか観察しようじゃないですか。
さて、次回こそ「AI創作論」でまとめたかった、
「でさ、AI作品問題の本質は結局なんなの?」その1
でお会いしましょう。




