今日の作業、続けるか、終わるか?
ヒルダとレベッカ、この二人がそれぞれの仕事を集中して行い始めて三時間、最初の畑に続いて次の畑での作業も終わらせる事が出来た二人。
その結果、ヒルダから自分達は仲良しだと、笑顔で言われたレベッカは、嬉しさと恥ずかしさから顔を真っ赤にして俯いていった。
「……よし、私の方はこれで終わりですね」
「お、ヒルダ様もですか! あたしもこれで終わりなんですよ!」
「あら、偶然にも同じ時間に作業が終わったのですね。私達は仲良しですねぇ、レベッカさん?」
「仲良し……そ、そうですね、ヒルダ様!」
こうして、照れるレベッカの姿をヒルダは穏やかな微笑みで見つめていく。
そうしてヒルダはレベッカに、このまま作業を続けていくのか、それとも今日はここで作業を終わりにしていくのかを相談する為、他の村人達のところに行ってみる事にしないか? と声を掛ける。
この提案へ即座に頷いていったレベッカを見たヒルダは、すぐにレベッカを連れて村人達のところに向かう事にした。
「ふふふ……ところでレベッカさん」
「……あ、はい、ヒルダ様。なんでしょうか?」
「今日の作業をここで終わらせるか、それとも今日はここまでにして帰るのか、皆さんに相談してみませんか?」
「……そうですね。そうしましょう、ヒルダ様」
「決まりですね。それではレベッカさん、皆さんのところに向かいましょう」
「はい、ヒルダ様!」
自身の手を引き、村人達のところに歩きだしていくヒルダを照れ笑いで眺めるレベッカ。
そのまま村人達の作業している畑まで歩いていった二人は、見つけた村人達にこれからの予定についての相談をし始めていった。
「……皆さん、すみません」
「……お? ああ、これはヒルダ様……とレベッカも。どうなされました?」
「はい、私達が担当していた二つの畑の作業が終わりましたから、今日これからどうしていこうかを皆さんと相談しようと思いまして、ここにきたわけなのですが……」
「ああ、そういう事でございましたか。わかりました、それでは……どうしましょうか?」
「……え~と……私達はそれを確認する為にここへ来たのですが……」
村人達と相談しにここまで戻ってきたのに、村人達からどうしようか? と尋ねられたヒルダが、困惑気味に今の自分達の状況を村人達に話していく。
するとこのヒルダの言葉を聞いた村人達が、ヒルダに謝りながらこれからの事を話し合っていこうと話してきた。
「も、申し訳ありません、ヒルダ様!」
「……いえ、怒ってはいませんから、謝らないでいただいて大丈夫ですよ?」
「は、はい……」
「それではヒルダ様にレベッカ、今日これからの予定について話し合いをしていきましょうか?」
「ええ、そうしていきましょう」
「はい!」
自身達の言葉に頷いていったヒルダとレベッカを、冷や汗を流しながら見ていく村人達。
こうしてヒルダ達の話し合いが始まっていった。
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