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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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205/222

ヒルダの害獣対策、完成

遅くなりました……。

ごめんなさい……。(土下座)

ヒルダから休んでくれて大丈夫、と話されたレベッカは少しの間この言葉にすぐ従うかどうかで悩んだのだが、最終的に従う事を選ぶと、ヒルダにあまり無理をしないでほしい、と告げていった。


「あたしはゆっくり休んでくださいって、ヒルダ様……ですが……でも……」


「でも、ではありませんよ、レベッカさん。レベッカさんには修行が厳しい待っているんですよ? ゆっくり、しっかりと休まなければいけない、という事をもっとちゃんと理解してください」


「う、うぅ……ヒルダ様の言われる事は、その、確かなんですが、でも……でも……!」


「……」


「……わかりました……ヒルダ様の言われるように、あたしはこの辺でゆっくりと休ませてもらいます……」


「ええ、そうしてください」


「はい……でもヒルダ様、ヒルダ様も無理はしないでくださいね? これだけは、あたしと約束してください。良いですか? ヒルダ様?」


「レベッカさん……わかりました。約束します、無理はしません」


「そうしてください、ヒルダ様。約束しましたからね?」


「ええ、約束しました」


「はい。それではあたしは休みますね。ヒルダ様、また明日」


「ええ。レベッカさん、また明日。お休みなさい」


「はい、ヒルダ様。お休みなさい」


ヒルダに忠告を聞き入れさせて、無理をしないと言わせたレベッカはこのやり取りで安心し、ヒルダへすぐに寝ると話していく。

そんなレベッカにヒルダの方も就寝時の挨拶をしていき、レベッカもヒルダに挨拶を返してくると、自身のベッドに向かっていった。

そんなレベッカを見送っていったヒルダは、ふぅ、と一息ついた後で害獣対策装置製作の作業を再開させていく。


「……ふぅ……よし、それでは作業を再開させていきますか。もう少しで完成だから、気合いを入れ直して集中して作業をしていかないと……」


作業も終盤になってきたところで、ヒルダが気合いを入れ直すと口にする。

そうしてヒルダは終盤の作業、装置の組み立て作業を始めていく。


「よし! それではいよいよ組み立て作業に入っていきますよ! まずは胴体部分と右腕部分を取り付けていって、次にまた胴体部分に、今度は左腕部分を取り付けていって……と……よし、これで両腕部分の取り付け作業は終了、と……続けて右足部分の取り付けをして……次に左足の取り付けを……うん、よし! 残すは頭部分を取り付けて、魔力の核を始動させて無事に動き始めれば、私の考える害獣対策は第一段階が完了する事になるわ!」


ヒルダはこう言うと、力強く両腕を天に突き上げていった。

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