おねだりをしてみるレベッカ
ヒルダから合格点をもらえたレベッカは、無理かもしれないと思いながら、合格点を出せたご褒美に負荷を軽くしてもらえないか? と尋ねていった。
「見事な、正解……? 見事な正解、ですか?」
「ええ、見事な正解でしたよ、レベッカさん」
「あ、ありがとうございます、ヒルダ様!」
「ふふふ……」
「……あの~、ヒルダ様……見事な正解だと、言われましたよね……?」
「ええ、言いましたが?」
「……それなら、見事な正解を出せたご褒美として、負荷を軽くしてもらえる、みたいなことは、ありませんかねぇ……?」
「……ふむぅ、なるほど……そうきましたか……」
「……駄目、ですかねぇ……?」
恐る恐る行われたレベッカのお願いに、ヒルダは腕組みをしながら難しい表情で応じるか拒否するかを考えていく。
そんな考えているヒルダの姿を心配そうな表情で見つめるレベッカに、答えを選んだヒルダが、その答えを伝えていった。
「……ふむ……」
「……」
「……むぅ~……」
「……」
「……よし、決めました!」
「……!」
「負荷を……軽くしましょう! 特別なご褒美ですからね、喜んでくださいよ、レベッカさん!」
「あ、ありがとうございます、ヒルダ様!」
「ふふ。それでは負荷、軽減!」
レベッカに負荷軽減のご褒美をあげると言って、負荷を軽くしていったヒルダ。
こうして負荷増大魔法をある程度軽くしてもらえたレベッカだったが、レベッカ自身はあまり体が軽くなったという感覚にならなかった。
そのためレベッカは、もう少し負荷を軽くしてもらえないか? ともう一度ヒルダにお願いをしてみる。
これに対してヒルダは、ニッコリと笑いながらお断りの言葉をレベッカに述べていき、続けてあまりにもしつこくお願いをしてくるようならご褒美を取り消しにして、その代わりに負荷を増大させるぞ? と言ってレベッカを脅していった。
「……お、おお! 軽い! さっきよりも体が軽い! ……ような気がする!」
「……気がする、ではなく実際に軽くなっているはずなんですけどねぇ……」
「……もっとわかりやすく、ガッツリ負荷を軽くしてみるのはいかがでしょうか……?」
「いえ、それはお断りさせていただきます」
「……え、ええ……? で、ですが……」
「……レベッカさん、あまりにもしつこく言ってくるようだと、またお仕置きとして負荷増大させていきますが、よろしいですね?」
「……あは、あは、あはははは……い、いや~、ご褒美で負荷が軽くなって、本当に助かるなぁ~……」
「そうでしょう、そうでしょう」
ヒルダは自身の脅しに屈してなんともいえない笑いをしたレベッカの返事に笑顔で頷いていく。
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