↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

191/227

種まきを始める前に

とりあえずではあったが種まきのやり方がわかったヒルダは、レベッカと二人で種まきを始めても良いか? と代表に尋ねていった。


「……ふむ、そうですね。まあ、種まきのやり方はもうなんとなくではありますがわかりましたから、私達はそろそろ種まきを始めていきましょうか、レベッカさん?」


「……そうですね。おじさん! あたしとヒルダ様はもう種まきを始めていくけど、大丈夫だよね? 問題ないよね?」


「ああ、問題ないぞ、レベッカ……それにヒルダ様」


「わかりました! それじゃあ行きましょう、ヒルダ様!」


「あっ、ちょっと!? ま、待ってくださいレベッカさん! そんなに引っ張らないでください!」


代表から種まきを始めても大丈夫だと言われたヒルダとレベッカは、レベッカがヒルダの手を掴んで畑まで引っ張っていく形で移動し始める。

その途中でヒルダはレベッカに対してあまり引っ張りすぎないように、と頼んでいった。

しかし種まきが楽しみなレベッカは、ヒルダの頼み事をあえて無視して畑に直進する。

そうして畑に到着したヒルダとレベッカは、ヒルダがようやく手を離してもらえたと安堵しながら呼吸を整えている横でレベッカが早く種まきをしたくてウズウズしている、という状況になっていた。


「……さあ、到着しましたよ、ヒルダ様!」


「はあ、はあ……そ、そうですね、レベッカさん……はあ、はあ……」


「……あ、あははは……その、大丈夫、ですか? ヒルダ様……?」


「……はあ、はあ……ええ、まあ、なんとか。だいぶ息も整ってきましたし……はあ、はあ……」


「ご、ごめんなさいね、ヒルダ様……種まきが楽しみでしたから、つい……」


「……だから、私のお願いも無視してしまったと……なるほどねぇ……?」


「……あははは……はは……申し訳ありません、ヒルダ様……」


「ふぅ……まあ、いいでしょう。レベッカさん」


「は、はい」


「種まきを始めていきましょう。今のように話し合いを続けているだけでは野菜は作れませんからね?」


「は、はい、ヒルダ様」


ヒルダの言葉に若干の圧を感じたレベッカが即座に返事を行っていく。

そしてレベッカの返事を聞いたヒルダが最初の畝の前に立つと、その隣の畝にレベッカが立っていった。

こうして並んで立った二人は、ヒルダの合図で種まきを始めていく。


「……こうして、並んでいく、と……」


「……はい、ヒルダ様……」


「……よし、これで準備完了ですね、レベッカさん?」


「はい、ヒルダ様」


「よし、それでは種まきを始めていきましょう。種まき、開始!」


「はい!」


こうしてヒルダとレベッカの二人は、仲良く種まきを始めていった。

閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。