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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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ヒルダとレベッカ、農作業を始める

感慨深そうに呟くレベッカを見ながら、ヒルダが村人達に農作業を始めていこうと声を掛ける。

このヒルダの声掛けに応じた村人達が昨日の作業の続きから農作業を始める為、それぞれが担当していた畑に向かっていき、バラバラに別れていった。


「ふふ、そうでしょう、レベッカさん。昨日は皆で頑張りましたからね」


「……そうでしょうね。この畑を見ていると良くわかりますよ、ヒルダ様」


「ありがとうございます……さて、それでは皆さん!」


「はい!!」


「はいっ!」


「レベッカさんからお褒めの言葉をいただけたことですし、今日も頑張って農作業を始めていきましょう!」


「はいっ!!」


「は~い!」


「了解しました、ヒルダ様!」


「はい! それでは皆さん、それぞれの畑に向かい、昨日の続きの作業から始めていってください! よろしくお願いします!」


「は~い!!」


「わっかりました!!」


「了解です、ヒルダ様! それではまた後で!」


「はい!」


自身の言葉に反応して別れていく村人達に、笑顔で手を振っていくヒルダ。

そうして村人達の見送りを終わらせたヒルダは、レベッカに目を向けていき、昨日の自身の作業の続きから今日の農作業を始めると伝えていった。


「……皆、行っちゃいましたね、ヒルダ様……」


「ええ、皆さんそれぞれの作業がありますからね」


「……ヒルダ様は、ヒルダ様もこれから昨日の続きから作業をしていくんですか……?」


「はい、そうなります。ですからレベッカさん」


「は、はい」


「これから私が、昨日行っていた作業現場まで行きましょう。そこから今日の作業を始めていこうと思っていますから」


「わ、わかりました。よろしくお願いします……」


ヒルダが昨日どのような農作業をやっていたのかがわかっていないレベッカが、ヒルダの言葉に若干怯えながら頷いていく。

そんなレベッカの手を引いて、ヒルダは昨日農作業を中断した現場まで歩いていった。

そうして到着した現場でヒルダとレベッカは、仲良く隣同士で鍬を振るい始める。


「……ほう、ここですか……」


「ええ、ここです。さてそれではレベッカさん」


「……はい、ヒルダ様」


「私はこちらの畝から耕していきますから、レベッカさんはそちらの畝から耕し始めていってください。よろしくお願いします」


「わかりました。それでは始めていきますね、ヒルダ様」


「ええ、頼みましたよ、レベッカさん」


こうして畑を耕し始めたヒルダとレベッカは、お昼休憩になるまではひたすら畑を耕す作業を行っていった。

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