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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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予定を変更されるレベッカ

レベッカはヒルダの目を潤ませながらの質問に心を揺さぶられてしまう。

そうして迷い始めたレベッカに、ヒルダは追撃を行った。


「う、うぅ……ヒ、ヒルダ様……その表情は反則です……」


「……レベッカさん……今日からしばらくの間、複数人で楽しく農作業しませんか……?」


「う……」


「昨日、ずっと一人で寂しくはありませんでしたか……?」


「……そ、それは……まあ……多少は……」


「それなら、今日からしばらくの間……」


「……う~ん……」


「基礎体力の向上は、強くなる為の必須条件でもありますし……」


「……まあ、それは確かに……」


「……それじゃあ、レベッカさん……」


「……ふぅ……わかりましたよ、ヒルダ様……今日からしばらくの間、ヒルダ様や皆と一緒に農作業をしていきますよ……」


「おお、そうですか! どうもありがとうございます、レベッカさん! 良く決断してくださいました!」


「はは、はははは……」


レベッカは畑仕事を行う、と発言した時のヒルダの反応になんともいえない苦笑いになっていく。

そんなレベッカの決断を喜んだヒルダは、村人達へレベッカも自分達と一緒に農作業を行うから、道具などの予備があるか? と尋ねていった。


「ふふ……皆さん!」


「は、はい、ヒルダ様」


「レベッカさんも農作業に参加してくれる事になりました!」


「おおー!」


「良かった! 人手が増えるぞ!」


「はい! そこで皆さんに聞いておかなければいけない事があります!」


「……うん? ヒルダ様が我々に、聞いておかなければいけない事……?」


「そ、それは一体、なんなのですか……?」


「いえいえ、そんなに構えなくてもよろしいですよ? 私はただ皆さんに、レベッカさんが使う道具があるかどうかを聞くだけなのですから……」


「……ああ、レベッカ用の道具があるかどうかですか。それなら大丈夫ですよ。道具はもともと余るぐらい持ってきていましたから……」


「そうですか! それなら急に一人増えるぐらいなら問題は無い、という事ですね?」


「はい、そういう事です」


自身の質問に対する村人達の返答に、ヒルダは大満足で頷いていく。

このヒルダの反応に村人達は安堵して溜め息を吐いていき、レベッカは苦笑いを見せていた。

こうして、この場の全員で畑に向かい、農作業をする事が正式に確定する。

そこで村人達が先を歩く形になって、昨日農作業を行った畑に向かっていった。


「……おお、久しぶりに来たけど、良い感じの畑になってるじゃない」


昨日来ていなかったレベッカが畑を見ながらそのように発言していく。

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