ウインナー・ソーセージのボイル焼き、その評価は?
まずはヒルダがウインナー・ソーセージの評価を話し始める。
「おお、これも良いですねぇ!」
「……そ、そうですね、ヒルダ様……」
「う~む……これなら百点満点の評価点で九十五点は付けられますね。残りの五点は伸び代ということで」
「……え? 百点満点で九十五点……なんですか……?」
「あ、あれ? ひょっとして、点数を高く付けすぎましたか……?」
自身が発表したウインナー・ソーセージの評価点数を聞いたレベッカの反応に、ヒルダが困惑していく。
そんなヒルダの反応を見たレベッカが、慌てて自身のウインナー・ソーセージへの評価点数を発表する。
「あ、いや! そっちではありません! 逆なんです!」
「……え? 逆? 逆、というと……?」
「……それは、今から発表するあたしのウインナー・ソーセージの評価点数を聞いてもらえれば簡単にわかっていただけるかと……」
「……はあ……わかりました。それならレベッカさん、レベッカさんのウインナー・ソーセージへの評価点数を発表してください。点数は何点ですか、レベッカさん?」
「……わかりました。それでは発表します。あたしのウインナー・ソーセージへの評価点数は、百点満点中……」
「……」
「……百点満点です!」
「……へ? 百点満点……? ああ、それで逆だと言ったんですね……点数が低い方じゃなくて、高い方で……」
「あ、あははは……まあ、そういう事だったんです、ヒルダ様……」
レベッカが発表したウインナー・ソーセージのボイル焼きへの評価点数はなんと、百点満点中の百点満点であった。
このレベッカの評価点数を聞いたヒルダが、レベッカの評価点数発表前に話していた逆の意味を理解して首を縦に振っていく。
そんなヒルダの様子を見たレベッカが、照れ笑いになりながら同意していった。
こうして最高点数を叩き出したウインナー・ソーセージのボイル焼きを、ヒルダとレベッカが笑顔で食べ始めていく。
「ふふふ……レベッカさんはこのウインナー・ソーセージが今朝の百点満点、という事なんですね?」
「ええ、まあ……そうなります。でも、ヒルダ様も九十五点で高得点じゃないですか……」
「ええ、そうですよ。これにこれ以下の点数は付けられないでしょう。だからレベッカさんも百点満点を付けたんでしょう?」
「……はい、そうです」
「ふふ……それならレベッカさん」
「は、はい、ヒルダ様」
「それではその、高得点を叩き出したウインナー・ソーセージのボイル焼きを堪能していきましょうか?」
「……はい!」
こうして、ヒルダに促される形で二人は今朝の朝食を楽しんでいった。
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