ヒルダ、自身作のミネストローネを評価する
ヒルダがミネストローネを食べたところで、レベッカは少し早いかな? と思いながらヒルダにミネストローネの評価を尋ねていく。
「……パクッ……モグモグモグ……」
「……どうですか、ヒルダ様? ミネストローネの評価は……?」
「……モグモグ……モグモグ……うん、なかなかうまく出来たと思いますよ。点数にしたら百点満点で八十五点ぐらいでしょうか?」
「……ほう、百点満点で八十五点ですか……それならあたしも食べてみますかね……バクッ……」
「……」
「モグモグ……モグモグ……」
「……」
「モグモグモグ……ゴクン!」
「……いかがでしょうか? レベッカさんは私のミネストローネにどのような評価をされるのでしょうか?」
ヒルダの評価を聞いたレベッカが、それなら自分も、といってミネストローネを食べていった。
そうしてレベッカがミネストローネを口に運び、食べ、飲み込んでいったところでヒルダがレベッカにミネストローネの評価を聞いてみる。
これにレベッカは多少悩みながら、ヒルダ作のミネストローネに点数を付けていく。
「……難しいですねぇ……ですが、間違いなく低い点数ではないですね……」
「ほうほう、なるほど?」
「……う~ん……そうですねぇ……あたしはこのミネストローネだったら、最低でも九十点にはしますね」
「……それは、千点満点で、ですか?」
レベッカの言葉を聞いたヒルダが、ニヤニヤしながら尋ねていく。
これにレベッカが慌てて手を横に振りながら百点満点で、と話していき、すぐに続けて正確な点数を発表していった。
「なっ!? 千点満点!? そんなわけないじゃないですか、何を言ってるんですか、ヒルダ様は!?」
「あはは、ごめんなさい、レベッカさん。それでは、私作のミネストローネは百点満点中九十点、という事で良いのですね?」
「はい、ヒルダ様……あ、いや、ちょっと待ってください」
「うん? ええ、まあ、待ちますが……?」
「ありがとうございます。それでは、そうですねぇ……よし、この点数で確定にします!」
「おお、はい、お願いします、レベッカさん。発表してください」
「はい! 発表します、ヒルダ様のミネストローネは、百点満点中、九十五点! これに決定します!」
「……おお、先ほどよりも点数が上がった……これは素直に嬉しいです、ありがとうございます、レベッカさん。ですが、どうして百点満点中百点満点ではなく、九十五点にしたのですか?」
レベッカの最終発表を聞いたヒルダが、首を傾げながらそのように尋ねていく。
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