ヒルダとレベッカの献立決め
朝食の献立を考えながらキッチンに立ったヒルダと、そのヒルダの背後に立つレベッカ。
そうして悩むヒルダは、レベッカに今食べたい物はなにかあるか? と尋ねていった。
「……ふむぅ、結局なにも決まっていない状態でキッチンまできてしまいましたねぇ……」
「ヒルダ様……」
「むぅ~……あ、そうだ。レベッカさん、今食べたい物はなにかありませんか?」
「え? 今食べたい物ですか? そうだなぁ……う~ん……」
急にシオンから質問されたレベッカが答えに詰まっていると、シオンが普通の朝食でよく出される料理の名前を挙げていく。
そしてシオンは挙がり始めた料理名から話を広げていき、少しずつ今朝作る料理を決めていき始める。
「……いかがでしょうか? なにか料理名が頭に浮かんできましたか?」
「……う~ん……そうですねぇ……今なら、というか朝食なら目玉焼き、とかですかね?」
「目玉焼きですか。良いですねぇ。そこにハムかベーコンがあっても良いかもしれませんね」
「……う~ん……でもそれだと最近食べたような気がするんですよねぇ……」
「ふむ……それなら目玉焼きではなくスクランブル・エッグにして、ハムやベーコンではなくウインナー・ソーセージにしていきましょうか?」
「あ、それ良いですね! それじゃあ今朝はスクランブル・エッグとウインナー・ソーセージ、あとは、それから……」
「パン……はまた連日続けてになってしまいますから、パン以外のなにか、ベーグルとかナンにしてみますか?」
「……ああ、ベーグルも良いですねぇ……久しぶりになりますし……」
「ふむ、ではベーグルも決まりですね。それではその三品でよろしいでしょうか?」
レベッカとの話し合いでスクランブル・エッグにウインナー・ソーセージ、ベーグルの三品を作る事が確定したヒルダが、その三品を作れば良いのか? とレベッカに確認していく。
このヒルダの確認にレベッカは少し考えてもう一品、スープがほしいと答えていった。
「……う~ん……そうですねぇ……三品ですか……」
「ええ、今のところは三品ですね」
「う~ん……そうだなぁ……出来ればあともう一品、なにかスープがほしいかなぁ、とは思いますかねぇ……?」
「スープ料理ですか。それなら野菜スープ、ミネストローネでも良いですか? 野菜たっぷりで健康や美容にも良いですし……」
「おお、それは良いですね! それではミネストローネも決まりで、四品ですね、ヒルダ様!」
「そうですね」
こうして遂に朝食のメニューが決まったヒルダとレベッカは笑顔で手を繋ぎ合っていく。
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