今朝は二人一緒のお目覚め
翌朝、無事に目を覚ましていったヒルダとレベッカ。
そしてこの日の行動を始める前に、ヒルダとレベッカは雑談を始めていった。
「……ふあ……おはようございます、レベッカさん……起きていますか……?」
「……くあぁ……? ……あ~……おはようございます、ヒルダ様……う~……眠う……」
「起きていた、というよりは起こしてしまった、という方が正しいでしょうか……? ごめんなさいね、レベッカさん……」
「……いえ、昨日はいつの間にかヒルダ様が寝室からいなくなっていたので焦ったんですよ。ですから今日は起こしてもらったみたいで嬉しいんですよ。どうもありがとうございます、ヒルダ様」
「……そうですか……そう言ってもらえると、私も悪い事はしなかったんだな、と思って気が楽になります」
気持ち良く眠っていたレベッカを無理に起こしてしまったのでは? と考えていたヒルダに、そんな事は無いと話していくレベッカ。
そうしてレベッカに言ってもらえたヒルダが安心しているところに、今度はレベッカの方から声を掛けていく。
「あはは……あ、そうだ。ねぇヒルダ様、今日の朝食はどうなる予定なんですか?」
「朝食ですか? いえ、まだ何も考えていませんが……」
「あ、そうなんですね? それじゃあ……」
「……うん? レベッカさん?」
「今日の朝食はあたしもヒルダ様と一緒に作って良いですか?」
「あ、手伝ってくれるんですか?」
「はい!」
「ふむ……なるほど……」
「……あれ? 何か、お手伝いをしない方が良いとか、あるんですか……?」
ヒルダが朝食をどうするかはまだ考えていないと答えていくと、レベッカが朝食作りを手伝うと話していく。
この発言を聞いたヒルダが微妙な反応をしていると、不安になったレベッカがヒルダに手伝いがいらないのか? と尋ねていった。
この質問に違うと答えていき、微妙な反応だった理由を話していく。
「いえ、そうではありません。ただ、レベッカさんは今日もダンジョンで修行するんですよね?」
「え? ええ、今のところはその予定ですけど……?」
「それなら、武具の手入れだったりの作業がある気がするのですが、そちらの方は大丈夫なのですか?」
「……あー……まあ、武具とかの手入れはまた後でどうにでもなると思います。ですから今は朝食作りのお手伝いをしようかな? なんて……」
「……ふむぅ……まあ、レベッカさんがそれで良いのなら私に拒む理由はありませんが……」
「はい! ぜひともヒルダ様のお手伝いをさせてください! お願いします!」
「……そうですか……わかりました! それでは昨日の後片付けに続いて、今日の朝食作りもレベッカさんに手伝ってもらいましょうか」
「はい、ヒルダ様!」
レベッカの勢いに負けるような形で、ヒルダはレベッカに朝食作りの手伝いを認めていった。
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