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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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今夜のお食事

レベッカからの質問でヒルダも今日の夜の食事をどうするのかを考え始める。

そこでヒルダは今日のお昼に何を食べたのかをレベッカに話していき、そこから夜に食べたい物があるかどうかを聞いてみる事にしていった。


「ヒルダ様、今日の夜は何を作って食べる予定なのですか?」


「……そうですねぇ……う~ん……」


「……あ、その様子だとまだ何も考えていなかった感じですか……?」


「……そうですね。う~ん……」


「……何か、夜の食事の参考になるような物があれば良いんですけどねぇ……」


「参考になるような物ですか……それなら今日のお昼に何を食べたのかを話してみましょうか?」


「あ、お願いします……というかヒルダ様は今日のお昼に何を食べたんですか?」


「今日のお昼は立食パーティー形式で、皆で一緒に食べましたよ」


「ほう、立食パーティー形式で、皆で一緒に食べた、ですか……それなら何か、あたしも食べたくなるような物があるかもしれないですね!」


「ええ」


「……それで、ヒルダ様はその昼食会で何を食べたんですか?」


「……そうですねぇ……普通のサンドイッチにサラダを追加した改良サンドイッチは食べましたねぇ……」


「……はあ、改良型サンドイッチ、ですか……」


昼食会でヒルダが食べた物を聞いたレベッカは、その答えとして返ってきた改良型サンドイッチという言葉に、はっきりわかるぐらいがっかりしていく。

そんなレベッカの様子を見たヒルダが、すぐに次の料理名を話していった。


「……ふむ、改良サンドイッチはレベッカさんのお気に召しませんでしたか……」


「……あ……」


「それでは、すぐに次の料理名を話していかないと……」


「すみませんヒルダ様……」


「気にしないでくださいレベッカさん。さて次に私が昼食会で食べた料理は、ウサギ肉のサンドイッチでしたね」


「……う~ん……また、サンドイッチですか……」


「……次は、オーク肉のサンドイッチでしたが……これも駄目でしょうかね……?」


「……そうですねぇ……サンドイッチばっかりだと、やっぱりちょっと……あたしのお昼もサンドイッチばっかりでしたから……」


「ああ、そういえばそうでしたね……それに今のままだと私も昼、夜と続けてサンドイッチになる事に今気付きましたからねぇ……」


「そうですよ、ヒルダ様。ヒルダ様も昼、夜と続けてまったく同じ物を食べるのは気が進まないんでしょう?」


「……そうですね……」


レベッカの言葉に、ヒルダが複雑な表情を見せながら頷いていく。

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