ヒルダとレベッカ、献立を考える
レベッカの言葉に頷いていったヒルダはすぐに顔を上げていき、そのまま夜食の献立を考えていった。
「……ふむぅ……とりあえず夜の食事にサンドイッチは却下されたと……それならどうするか……う~ん……」
「むぅ~……」
「……うん? そういえばレベッカさん、サンドイッチが駄目なのは、中の具材のせいですか? それともサンドイッチそのものが駄目だという事ですか?」
「え? い、いや、サンドイッチそのものが駄目だという事なんですけど、それがどうかしましたか……?」
「いえ、ふとサンドイッチに使った具材を夜食にも使っても良いのなら、ちょっと思い付いた事があるなぁ、となりまして……」
「……ほう? 聞かせてください、ヒルダ様」
レベッカとの会話で何かを思い付いたらしいヒルダがレベッカに確認をし始めていく。
このヒルダの問い掛けに答えていったレベッカがヒルダに、どのような考えでその質問を行ってきたのか? と尋ねてきた。
これにヒルダは思い付いた夜食の献立を説明しながら答えていく。
「サンドイッチの具材に問題が無いのなら、その具材を駆使した料理を作れば良いのではないか? と考えましてね」
「……具体的には、何を作るつもりなんですか……?」
「とりあえず今の段階ですと、ウサギ肉のステーキとオーク肉のステーキの豪華食べ比べが出来るなぁ、と考えていますが……」
「ほう! ステーキの食べ比べですか! それはまた、楽しそうな夜食になりそうですね、ヒルダ様!」
ヒルダが提案してきた、夜食はステーキの食べ比べ、を楽しそうに賛成してくるレベッカ。
そんなレベッカの反応を見たヒルダがレベッカに感謝の言葉を伝えた後、それなら夜食はステーキの食べ比べにしても大丈夫か? と最終確認を行っていく。
これにレベッカは満面の笑顔が首を縦に振ってくる。
「ありがとうございます、レベッカさん。それでは改めて確認するのですが、今日の夜食はウサギ肉のステーキとオーク肉のステーキの食べ比べをする、という事でよろしいでしょうか?」
「ええ、よろしいです。いやぁ、楽しみだなぁ……」
自身の提案を聞いたレベッカが全力で賛成してきた事で、夜食の献立が決まったヒルダも嬉しそうに笑っていく。
そうして話し合いをしながら歩いていたヒルダとレベッカはいつの間にかレベッカの家に到着しており、そこで二人は再度別行動を始めていった。
「……あら、もう到着しましたか」
「あ、そうですね、ヒルダ様。それじゃああたしは荷物の片付けをやってきても大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫ですよ、レベッカさん。私は夜食を作り始めますから」
「わかりました、ヒルダ様」
こうしてレベッカは後片付けに向かい、ヒルダは夜食を作り始める。
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