ヒルダ、レベッカの様子を見に行く
農作業を終わらせたヒルダがレベッカの家に帰っていくと、最初にレベッカへ挨拶を行う。
しかし返事がなかった為、ヒルダはレベッカが寝ているのかもしれないと思い、レベッカのベッドに向かっていく。
「ただいま戻りましたー! レベッカさん、帰ってきていますかー!?」
「……」
「……返事は無し、か……もしかしたら寝てるかな……? ちょっとベッドの様子を見に行ってみるか……レベッカさーん、いますかー?」
「……」
「……ふむ、ベッドにも姿は無し、と……という事はレベッカさんはまだダンジョン内にいますねぇ……さてどうするか……?」
ベッドに行ってみたヒルダだったが、ベッドにもレベッカの姿は見えなかった。
つまり、まだレベッカはダンジョンから戻ってきておらず、家は無人の状態だった、という事になる。
この状況を見たヒルダは、このままレベッカの家でレベッカが帰ってくるのを待つか、ダンジョンにレベッカの様子を見に行くかを考えていく。
そうして考えた結果、ダンジョンにレベッカの様子を見に行くと決めたヒルダは、すぐにダンジョンへ向かっていった。
「ダンジョンにレベッカさんの様子を見に行くか、このままここで待つか……さて……う~ん……いえ、やっぱりこのままここで待っているのは私の性格的に無理ですね! という事ですからレベッカさん、待っていてください! すぐに行きますからね!」
こうしてダンジョンに向かっていき、そのままダンジョンに足を踏み入れていったヒルダは、すぐにレベッカらしい何者かが魔物と戦っているらしい音を耳にする。
「……さて、ダンジョンに向かう途中でもレベッカさんとは出会わなかったわけで、そうなるとレベッカさんはまだここ、ダンジョンにいるはずなんですけ……む? 今、何か物音が……?」
「……は……て……」
「……グ……ギ……」
「……これは……人と、魔物が戦っている音、かな……? こちらの方から聞こえてきましたが……」
「……よし! これでまた無傷でゴブリンの討伐に成功! だいぶ余裕が出てきたなー」
「……あっ、レベッカさん。無事ですね、安心しました」
「……えっ? あ、あれ!? ヒルダ様!? なんでここにいるんですか!? 村で、魔道具とかの……何かをって……あれっ!?」
無事にゴブリンを倒せているレベッカに安心したヒルダが、そのままレベッカに声を掛けていく。
そんなヒルダの行動に、ヒルダはダンジョンにいないと考えていたレベッカが驚きの声をあげ、混乱から右往左往していった。
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