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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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午後からの作業、まずは畝立て

午後からの作業でヒルダ達は、午前中に耕した畑に畝を立てていき、ヒルダが修理した魔道具で少し畝を湿らせた後、種まきを行う予定を立てていった。


「……さて、午後からの作業なのですが、どうしていきましょうか? まだまだ耕していきますか?」


「いえ、耕すのはこれぐらいで大丈夫でしょう。次は畝立てをしていこうと思います」


「畝立てですか。わかりました、午前中の作業と同じ場所から始めていけば大丈夫ですか?」


「ええ、それでお願いいたします。それからヒルダ様、畝立てが終わった後は、あの魔道具で畑全体を軽く湿らせてもらいたいのですが、それもお願い出来ますか……?」


「はい、わかりました。その程度の事ならお安いご用ですよ」


「あ、ありがとうございます!」


「いえいえ。それでは作業を始めていこうと思うのですけど、午後の作業は畝立てと……畝への水やり、という事で良いのでしょうか?」


「……そうですねぇ……時間があれば今日中に種まきと、種まきが終わった後の水やりも終わらせてしまいたいのですが……」


「ふむ、そうですか。それなら畝立てと水やりは絶対に終わらせる事、種まきと水やりは出来たら今日中にやりたい事、このように考えれば大丈夫ですね?」


村人達と午後の作業予定を話し合っていたヒルダは、午後の作業の最終的な目標を畝立てと水やり、そこから出来たら種まきと水やりになるのだな? と確認していく。

これに村人達は、種まきをしたらすぐに水やりをしたいので、種まきと水やりは一組の作業だと考えてほしいと答えてくる。


「……ああ、いや、ヒルダ様……」


「出来れば、と言いますか、種まきと水やりは同時に行わないといけない作業だと考えてもらいたいのですが……」


「あら、そうですか。それなら今日中に種まきを終わらせてしまって、水やりはまた明日、という事は出来ないんですね。わかりました」


「はい……その通りです……」


「申し訳ありません、ヒルダ様……」


「いえ、大丈夫です。わかりました、それではその予定で作業を始めていきましょう」


「はい!」


「始めていきましょう、ヒルダ様!」


「ふふ、ええ」


こうして本当に最終確認を終わらせたヒルダと村人達は、すぐに畝立てを始めていった。


「……む……なかなか、難しい作業ですね、畝立てというのは……」


「……そうですね……土がパッサパサは渇いているのが理由だと思いますが……」


「……これは……先に一度、魔道具を使って畑全体を湿らせた方が良いのでは……?」


「……そうですな……お願い出来ますか? ヒルダ様?」


「ええ、わかりました」


自身と村人達の願いを聞いたヒルダが、魔道具を動かしていく。

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