魔道具の修理、今回は複数個
ヒルダは食器を片付けた食卓に向かうと、昨日村人達が帰る前に渡してきた複数の魔道具を広げていく。
そうしてそれぞれの状態を確認しながら、どのように修理を行えば良いのかを考え始める。
「……さて、預かった魔道具は五個ですか。とりあえず、一つずつ状態を確認していきますか……ふむ……この魔道具は……ああ、核の魔力が尽きているだけですね。それなら魔力を補充してあげればすぐに動き出すはず……」
最初に手に取った魔道具の状況を見たヒルダは、すぐに核の魔力切れの状態だと診断していく。
そうしてすぐに魔力の補充を始めていき、魔力の充填が完了したところで家の外に出ていくと、魔道具が正常に動くかを確かめていった。
「……よ、し……魔力の充填は完了しましたね……あとは普通に動くかどうかを確かめていきましょうか……その為には、外に出ていって、と……よし、ここでなら大丈夫ですね。それじゃあ実験開始、と……」
レベッカの家から外に出ていったヒルダが、魔力の充填を完了させた魔道具の最終チェックを始めていく。
「……さあ、何事もなく動いてくださいよ……チェック開始! ……ふむぅ、問題なく動き始めましたね……後は問題なく動き続けてくれるかどうかなのですが、さて……?」
動作確認を行い始めたヒルダは、魔道具が無事に動き始めた事に安堵の溜め息を吐いていった。
そうして少しの間魔道具を動かし続け、何か問題が起きないかを確かめ始める。
「……ふむ、数分間動かし続けても問題は起きませんか。それならこの魔道具の修理は完了という事で良いですね。ならば魔力を充填させて……マジカルストレージに入れて……と……さあ、これで一つ目の魔道具修理は完了ですね。では次の魔道具に……」
その後約五分間、魔道具を動かし続けたヒルダは、魔道具が問題無く水を放出し続けた事でこの魔道具の修理は無事に完了したと判断した。
そして試運転で使っただけの魔力を充填させると、完了品という事でマジカルストレージ入れると、二つ目の魔道具の修理を行い始める。
「……こちらの魔道具は核が壊れていますね……それなら核を取り替えて、試運転をして、魔力の充填をすれば大丈夫かな……?」
二つ目の魔道具の状況を確かめたヒルダは、そのまま核の取り替え作業を始めていく。
そしてすぐに取り替え終わったヒルダは、魔道具の試運転を始めていった。
ここでも問題が起きなかったヒルダは、一つ目の魔道具と同じように試運転で使った魔力を充填させてから二つ目の魔道具もマジカルストレージに入れていく。
閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!




