↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

123/227

朝食の終わりと別行動の始まり

残りの朝食を急いで掻き込んでいったヒルダとレベッカ。

そうして朝食を食べ終えると、レベッカは申し訳なさそうにヒルダへ朝食の後片付けを頼んでいく。

このレベッカのお願いをヒルダが快く引き受けた事でレベッカは、すぐにダンジョンへと出発しようとする。


「……ばくばく……もぐもぐ……ごくごく……」


「ごくごくごく……ぷはー! ご馳走さまでした、ヒルダ様! 全部美味しかったです!」


「……ふぅ、ご馳走さまでした。お褒めの言葉をどうもありがとうございます、レベッカさん」


「あはは……おっと、ヒルダ様の言葉通り、急がないと修行時間が短くなってしまいますからね……それで、あの、ヒルダ様……」


「……うん? どうしました、レベッカさん?」


「……あの、あたしはもうダンジョンに出発したいので、その……」


「……ああ、食器等の後片付けですか? それなら気にしないでください。私が全部綺麗に片付けておきますから」


「ほ、ほんとですか!? あ、ありがとうございます、ヒルダ様!」


「あはは、気にしないでくださいと言ったではありませんか、レベッカさん。それよりも、私の事よりもレベッカさんご自身が修行して強くなる事を最優先に考えてください」


「ヒルダ様……わかりました、ありがとうございます! それでは行ってきますね!」


後片付けは任せろ、と力強く返答してきたヒルダに、レベッカは頭を下げて感謝すると、すぐにダンジョンへ向けて走り出そうとしていく。

そんなレベッカをヒルダは引き留め、今日の昼食だと言ってお弁当を手渡していった。


「おっとレベッカさん、少し待ってください」


「……え? ヒ、ヒルダ様? なんですか突然……?」


「はい、どうぞ。今日の昼食です」


「……え? これは、お弁当……ですか……!?」


「ええ、そうですよ。さあどうぞ、レベッカさん」


「な、何から何まで……あ、ありがとうございます、ヒルダ様! ……おお、結構ずっしりとしてる……」


「あはは……ちょっと気合いを入れて作りすぎてしまったかもしれません……まあ、食べきれなかった時は……間食にでも……」


お弁当を受け取った時のレベッカの反応から、ヒルダは昼食として食べきれなかった時は間食にしてほしい、と声を小さくさせながら話していく。

そんなヒルダの言動に笑顔で頷いていったレベッカが、ヒルダから受け取ったお弁当を大事そうに抱えると、もう一度ヒルダに、今度は深く頭を下げて感謝すると、今度こそダンジョンへ向けて全速力で走り出していった。

閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。