表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブの聖女に転生したのですが、18禁BLの主人公を私が癒してもよろしいのですか?  作者: 矢間カオル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

53/55

53話 離れたくない

今まで服は自分から脱いでいた。

でも、今日は違う。


シューク様の手で、私の服が脱がされる。


フリュイ様が迎えに来てくれたとき、私は脱ぎ着が楽な、前ボタンが付いたブラウスに、青いロングスカートをはいていた。


シューク様の指が、首元から一つ一つボタンを外していく。


私はドキドキしながら、終わるのをじっと待っていた。


最後のボタンを外すと、シューク様はブラウスを私からはぎ取った。


スカートはウエストベルトを外して足元から抜きとろうとしたから、私は腰を浮かせて協力した。


とうとうシュミーズとドロワーズも脱がされて、私は一糸まとわぬ姿になった。


「エクレーヌ、とってもきれいだ」

シューク様は愛おしそうに私を見て、目を細めた。


見られていることは恥ずかしいけれど、シューク様の視線が私の身体をいっそう熱く火照らせる。


シューク様も自分の服を脱ぎ捨てた。


美しいシックスパックの筋肉が、私の目に飛び込んで来る。


そして最後は、今まで脱いだことがなかった下穿きを脱いだ。


彼の彼自身が、太く大きく猛々しくそびえ勃っている。


だけれど、それには黒いつる草の文様が一本浮き出ていた。


こんなに大きなものが私の中に入るのかと思うと、一瞬恐れを感じたけれど、私の愛で、竜の最期の呪いを消せるのだと思うと、怖くはなかった。


「エクレーヌ、愛している」


シューク様は私にキスをしながら、背中に手を添えて、優しくベッドに押し倒した。


そしてベッドからはみ出ていた足を持ち上げて、ベッドに上げてくれた。


頬を両手で包まれて、舌を絡ませる濃厚なキスをした後、シューク様の左手は私の胸のふくらみへと動いた。


シューク様の指の動きに合わせて、私の身体がビクッと跳ねる。


刺激的で、それでいて甘美な快感。


感じた私は自然と声が漏れ出てしまう。


「んん、あっ、ああん」


シューク様の指も唇も舌も、私の敏感な部分を知り尽くしているように、何度も私を攻め立てる。


「ああ、ああん、も、もう……それ以上は」


刺激が強すぎて、やめて欲しいのか、もっとして欲しいのか、自分でもわからなくなる。


シューク様から十分すぎるほどの愛撫を受けて、意識が朦朧とし始めたときに、シューク様は言った。


「次は、俺の番だ」


私はとろんとした目で、彼の濡れて艶めいている唇を見ていた。


「できるだけ痛くないようにするから」


シューク様が、私の目を見てそんなことを言うから、私はこくんと頷いた。


それが合図だった。


「うっ」


私は痛さに顔をしかめてしまったけれど、愛する人のそれ自身を受け入れるのだと思うと、嬉しさの方が強かった。


「んんっ」

私は痛さを堪え、シーツを両手でぎゅっと握った。


私の中に、シューク様が入っている。


「あっ、ああ」


破瓜の痛さよりも、私がシューク様を包み込んでいるのだと実感できて、それが嬉しい。


全てが終わり、シューク様はしばらく余韻を味わった後、私の身体に覆いかぶさって来て、そして私を優しく抱きしめた。


「エクレーヌ、ありがとう。すごく良かった」


私は彼の大きな身体が、とても愛おしく思えて、背中に腕を回して抱きしめた。


そのとき、―終ったよ― と、私の身体が最後の呪いを消したことを告げてくれた。


私たちは、しばらくずっと裸のままで抱き合っていた。


私の腕の中にいるシューク様が、愛しくてたまらない。


ずっとこのまま、あなたを抱いていたい。

その思いが溢れる泉のように、私の心に湧き上がってくる。


ああ、ずっとずっと、このまま離れたくない。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ