ストーカーと爆乳
あらすじ:全然ばれない……。
でけぇ!
すごいでかい!
凄いでかいよこの人!
え、何がでかいんだって? そりゃあ、これですよこれ! この目の前で一生懸命背伸びして窓をフキフキしてる侍女さんですよ。だいたい二十歳になったばかりの清楚な黒髪JDって感じ? んでもって、すんごいすんごいおっきいおっぱい!
あっ、私はちなみに今、無事屋敷に侵入して目的の資料がある部屋に来てます。いや~ここまで来るの苦労しましたー。屋敷内部はそこまで見張りが多いわけじゃないけど、代わりに侍女さんがいっぱいでした。見つからないように最初はコソコソ動いてたんですけどね。
ちょっと間違って侍女さんの目の前でこけちゃったし、廊下の曲がり角でごっつんこしたし、なんとなくスカートを捲って見てたし、幼年の侍女のほっぺをつんつんしてたけど……。
……ふぅ、なんとか無事見つからずに済みました。ええ、見つからずに済みましたとも! あぁ、なんて恐ろしいんでしょうね、私のスキル。これは透明人間と遜色ないと思います。でも流石にほっぺをつんつんした時は、可愛らしい幼女の可愛らしい振り向きに負けて抱きつきそうになったのを必死に抑えましたとも! もしあそこで抱きついてたらばれてたね!
まぁそんな私がここまで来た経緯なんかどうでもいいですよね! 問題はこの私の目の前で、部屋のお掃除をしているこの侍女さんの話ですよね! たぶん、これがあの駄見張り兄弟が言ってた侍女だろうなー。なる程、あの見張りが欲望を駄々流しにするのも頷けるな。
だっておっぱいが凄いんだもの!
ちょっと動くだけでめっちゃ揺れ取るよ。揺れ幅が凄い。ユサユサ感がヤバい。
というわけでなんとなく揉んでみた。ばれるわけにはいかないので、背伸びして窓拭きしている可愛い体勢のこの子を後ろからグワッと鷲掴み!
モミモミ。
「ぅえ!?」
お、重い! それに指が埋まっちゃうよ! いや、それどころが手が全部埋まっちゃってる!? これが人間の胸にあることが許される重さなのか!? 正直、家に転がってた辞典より重いぞ! 確かにこれは挟むべきだな。ナニかを挟むために生まれてきたようなものだ。まぁ私にはとてつもなく関係ないけど……。モニュモニュ。
「にゃっ! だ、誰ですかぁ~!」
涙目になった侍女さんもかわゆいな~。……っとこのままでは、ばれて私が犯罪者になってしまう。顔を見られてはならないってコルンくんが言ってたのだ! とりあえずこの侍女さんの気持ちをなんとか落ち着かせてやらなければ……。
「お姉ちゃん、おっぱい大きいね! すごーい!」
「ひやぁ、あ、あなた誰なの?」
おちつけよお嬢ちゃん、私はただのか弱い女の子だぞ☆
「私、寂しいの~。お胸ポフポフさせて!」
「ええ! だ、ダメです! 今は仕事中です!」
ほうほう、お仕事熱心ですなー。だが、私は止めない、自重しない、諦めない!
「私は仕事ないから、勝手に弄っとくよ! お姉ちゃんはそのままお仕事してていいよ!」
「うぇぇえええ!? 無理ですよぉお! 助けてぇえ!」
ふっふっふー。やはり乳はええのう。つるぺたも良いけど、私は普通に大きいおっぱいをモミモミするのもやぶさかではないのだ。病み付きになるよねっ! それにこんなにおっきいとハムハム食べちゃいたくもなる。流石にそれは自重するけども。ムギュムギュ、モムモム。
「ぁあっ!? 駄目ですよぉお……。出ちゃってるからぁ!」
ほうほう何が出ちゃってるのかね? 溢れ出てちゃってるのかね?
……てか、え? 出るって何が出てるの?
何が漏れちゃってるの?
え? なんだか手の平が冷たいんだけど……?
――ピチャン。
ピチャン? いやいや、どこの音ですか? と思ったら床になんかぽたぽた雫が落ちてるよ。あと手がめっちゃ濡れてる……。
あかん、こ、これってあれやん。
母乳やん……。
…………。
「すいませんでしたぁぁああ!」
はい、私は逃げました。逃げましたとも。いや~まさか子持ちだったとはね。あれが若妻ってやつかー、エロいなー。
でも、なんか知らんけどちょっと罪悪感ある。見知らぬお子さん、君のおまんま奪っちゃってすまんな。たぶんめっちゃ出てたからあれ。侍女さんの服、胸のとこめっちゃびしょ濡れだったから。侍女さんもごめんやで。
逃走するために部屋を勢いよく出ると、そのままそこらへんの窓に直行。最後のガラスをぶち破れって感じでバリーンッ! とショルダータックル! ガラスは死ぬ。
と思ったけど、勢いよくぶつかったのに割れませんでした。あー、肩痛ぇ……。普通に窓をガラガラと開けてお庭に出ますね。
おい、依頼はどうしたんだよ。だって?
ふっふっふ。実は目的の書類はすでにゲットしていたのでした。なので依頼自体は大 成 功! ただ、侵入者がいたことはすぐに気付かれちゃうだろうけどね。しかし私にとっては有意義な依頼だった、素晴らしい!
「ナツメくん。おつかれ!」
おっと、マスターがお出迎えです。健気に私の帰りを待っててくれたんだね! いい子いい子~♪
って頭を撫でようとしたら、勘付かれて避けられた。
むぅ、やるじゃないか……。
「それじゃあさっさと帰ろうか」
「はい」
任務を終了させたのでさっさとお庭から出て、私はコルンくんと手を繋いで探偵ギルドまでルンルン帰りましたー。仲良し小好しの姉弟みたいで微笑ましい事この上ないね!
「ねぇナツメ? 手を繋ぐのは良いとして……なんで君の手は濡れてるの?」
それはね、若妻さんからの贈り物だよ。コルンくん……。
ペロッ。うん、甘い……。




