戦いの後
「そちらも終わったようですね・・・・・・・・」
「クリスさん!無事でしたか!」
特に怪我をした様子もないクリスさんがこちらへと向かってきた
「それで、敵は?」
「死にました」
本当はクリスが殺したのだがあえてクリスはそう言った
「こちらも死んでしまいました。こちらの勝ちが決定的になったとわかった瞬間に苦しみだして・・・・」
「恐らくは毒ですね・・・・・情報を得られないために自ら死を選んだのでしょう」
クリスの予想は当たっており、結達と戦っていた男は毒で自らの命を絶ったのだった
「それよりも、これどーするよ」
「流石に私たちとしてはこのまま試合続行とはなりたくありませんが・・・・・・」
アスカとヤヨイが呟く
「審判の人も殺されてたし・・・・」
恐らくは今回の大会は中止ということになるだろう
クリスの方を見ると、クリスもそれを理解しているのかこちらを見て頷く
その時町の方から走ってくる人影が見えた
「結さん!無事ですか?」
誰かと思えば村で食料や旅の準備のために残ってくれていたピスカさんだった
「はい、私たちは無事なんですが・・・・恐らく大会の方は中止になるんじゃないかと・・・・」
「あー、まぁそうですね。おそらくそうなると思われます」
どうやらピスカさんも同じ考えのようだ
「それよりもだ。恐らくだがこのままここにいるのは多少まずくはないかな?」
少し冗談口調でクリスさんが言いながら指を指す方を見ると大勢の軍隊らしきものがこちらへと向かってきていた
「えーっと・・・・・確かに関わるのはめんどくさそうですね」
下手をするとこれら全てを私たちのせいにされるかもだし
「それじゃあとりあえず移動しますか」
私はここにいるメンバー全てを転移魔法を使ってコノ町まで飛ばす
「さてと、本題に入りますか・・・・」
私はアスカとヤヨイに向き直る
「私たちの旅についてきてくれませんか?」
その言葉にアスカとヤヨイは目を合わせた後頷く
「いいぜ!その代わりに・・・・・俺たちと本気で勝負して勝てたらな」
アスカの言葉にヤヨイが頷く
「望むところです!」




