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コノ町武術大会開始

「さぁー!いよいよ始まりました!コノ町武術大会!本日は予選を行わせていただきます!予選は参加者総当たりのバトルロイヤルで気絶すると転移魔法により場外へと飛ばされます。敗北条件は場外されることです!残りが上位8組のメンバーのみになった瞬間に試合は終了となり、その時点で残っているメンバーの所属するチームが本選へと出場することが出来ます。また、相手を場外させることを目的とした転移系統の魔法の使用は失格となります!今大会の参加は82組164人が参加しております!この中から栄えある優勝をもぎ取ることができるのは一体誰でしょうか!それでは、予選のバトルロイヤル開始です!」


司会のその言葉と共に半径2キロメートルほどのリングの中にいる人たちが動き出す


164人の内3分の1くらいが結託しジェミニのいる方へと向かう


どうやら前回大会の優勝者であるアスカとヤヨイを真っ先に潰そうとしているようだ


「それは流石に大人げないと思うなぁ・・・・・」


私も目の前の敵を瞬殺してからそう呟き開始前にうろうろしながら固定(プット)していた魔法を解放(リリース)する


ジェミニを襲おうとしていた集団の上空から水の弾丸(殺傷能力は低め)が無数に降ってくる


結が固定(プット)した魔法は水系の高範囲殲滅魔法のレインバーストだ


本当ならもっと魔力を注ぎ込んで使うものなのだがそうすると相手を殺してしまう可能性があるのであえて注ぎ込む魔力を低めにしたのだ


レインバーストで壊滅したジェミニを襲おうとしていたメンバーを見てジェミニの二人が警戒の色を見せる


ちなみに私は次の敵を見つけて魔法で狙い撃ちにしているところだ


クリスさんはというと


完璧に傍観を決めこんでいてたまに襲ってくる相手を手刀の一撃で気絶させている


予選開始から30分が過ぎた頃、ようやく予選が終了し本選の参加者が決定した


勿論結たちやジェミニも本選へと出場することができた


決勝トーナメントの相手ももう発表され、結とジェミニがぶつかるとしたら準決勝だ



ー???視点ー


薄暗い路地裏で俺は相棒と話す


「それにしても主様もめんどくさいことをするものだ・・・・・ジェミニを殺したいのならば暗殺でもすればよかったものを・・・・」


「残念ながら暗殺は不可能だ・・・・やつらゾディアックの中には未来を読むことのできる光の巫女がいるのだから」


「まぁ、それも関係ない。この武術大会中なら光の巫女も手を出しようが無いし、決勝戦まで行けば奴等と面と向かって戦えるだろう・・・・その時にやればいい」


「そうだな・・・・・ん?ちょっと待て」


「どうした?」


「主様からの連絡だ。ターゲットを追加。武術大会に参加してきている2人を殺せとの事だ」


「ターゲットの名前は?」


「結とクリスだそうだ」


「わかった」


男が頷きマントを羽織った


すると男の姿が消えそこには最初から誰もいなかったかのような静寂に包まれた

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