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コノ町

カレハの町から出て13日目


ここに来るまで色々なことがあった


盗賊に襲われたり


おねぇに襲われて捕まったり


森の王狼という盗賊グループのリーダーであるミーシャと戦ったり


「うん、全部同じ騒動だったね」


一人回想する


「ようやくつきましたね」


そんな私を引き戻したのはピスカさんの呟きだった


「ここがジェミニが来る場所であるコノ町です」


「その町の名前は突っ込み待ちなのかな?町だけに」


「ソノ町ではありません、コノ町です」


「わかってるよ!いちいちめんどくさいなぁ!」


思わず怒鳴ってしまう


「あぁ、ちなみにまだコノ町にはジェミニは来ていません」


「へ?」


唖然とした声が出てしまう


「そもそもジェミニはこの町で毎年行われるタッグでの武術大会に参加するためにコノ町に来るのでまだついてません」


「そうなんだ・・・・それよりもさっきからさりげなくイントネーション変えてるのは嫌がらせなのかな?」


さっきからどういうつもりかピスカさんは「コノ町」と「この町」を使い分けてるのだ


正直にいうとめんどくさい


「いえ、特に他意はありませんよ。それよりもルールを説明しておきますね。この大会は予選と本選に別れており、予選はバトルロイヤル、本選は2対2で行われます。工程は予選が1日目、本選が2.3.4日目となります」


「へー」


「ちなみに、武器や魔法は勿論使用可能ですが相手を殺した場合は失格。相手を気絶させるか降参させても勝ちです」


とりあえずルールは理解したので頷く


「それでは登録しにいきましょうか」


ピスカさんに引きづられるようにして受付の場所へと向かう


「そういえば私のパートナーはどうするの?ピスカさんって確か・・・・」


「ええ、私は戦えないのでスターツさんに任せます」


スターツさんとはピスカさんの魔法で生み出された人形の一人なのだ



「すいませんが魔法で作り出した生命や生物、魔物などはこの大会に参加させることはできないきまりなんです」


「なん・・・・だと!?」


受け付けて言われた言葉に劇画風の顔になったピスカさんが驚く


「あー!じゃあ私のパートナーどうしましょうか・・・・・」


「よろしければ私が組みましょうか?」


「あなたは・・・・・!?」


ピスカさんが驚いている


「えっと知り合い?」


「えぇ・・・・・彼は・・・・」


「すいませんがそこから先は言わないでほしいですね・・・・」


唇に指を当てる男の人


「ええっと・・・まぁ、一緒に出てくれるのはありがたいのですが・・・・・お名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?私は結・・・と言います」


「あぁ、失礼いたしました。私の名前はクリスと申します。よろしくおねがいします」


そう言って目の前の男性、クリスさんは頭を下げた

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